鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

心の貧しい人々(教誨師として生きる)

毎月第四木曜日の午後は刑務所に赴く日です。7月の教誨の時は女性のみで男性の教誨ができませんでした。つきに一度の教誨なのですが、7月に赴いたとき、いつもの部屋が使用中であり、先に女性の教誨をすることになりました。女性と男性とは隔離されており、…

白髪は老人の尊厳(関さん・大矢さん訪問記)

まもなく幼稚園の夏休みが終わる最後の一週間になりました。かねがね気になっていた方の訪問を今日は実現できました。厚木の労働基準監督署に事務的な手続きがあり、赴くことになったとき、ここはぜひ訪問しようと思いました。厚木市下依知にあるシニアハウ…

すべての部分が共に喜び…(トイレ思考)

今日は幼稚園の教職員が研修であり、園長が日直をすることになりました。夏休みでも預かり保育を実施しています。毎日5名前後が幼稚園で過ごすのです。お母さんがお仕事を持っている場合とか弟妹がいて大変なので預かりを利用する家庭もあるのです。また、今…

目を覚ましていなさいと…(車の盗難に思う)

昨日のことでありますが、日曜日の朝、子どもの教会に出席した園児のお母さんが、少し興奮気味に、車が盗難にあったことをお話されました。朝、お連れ合いが乗って行かれることになっており、車の発進する音がしたので、出かけたのかなと思われたのです。そ…

収穫の働き人(出身牧師を支える群れ)

8月の第四日曜日は横浜上原教会牧師の古旗誠先生の説教でした。大塚平安教会は、8月中は鈴木牧師のお休みとし、礼拝説教は他の教会の牧師に依頼することにしました。第一日曜日は横須賀上町教会牧師の森田裕明先生、第二日曜日は大船教会牧師の渡辺誉一先生…

岩の上に家を建て…(回想の小学生時代)

今日は幼稚園の夕涼み会が開かれました。夏休みも終わりに近くなる頃、三日間の夏期保育があります。今年は23日から25日でした。そして、26日は夕涼み会です。子ども達はゆかた等涼しい姿で集まり、踊りやダンスをして過ごすのです。お父さんやお母さんも参…

心も思いも一つにし…(バルナバ献金の祈り)

数日前に送金したバルナバ献金の領収証が配達されました。領収金額を見ると11万円なにがしであるのです。こんなに送金した覚えがないので、誤配かなと思い表の宛名を見れば、確かに大塚平安教会となっています。改めて金額を記している面の宛名を見ると、他…

冷たいか熱いか(ホームの皆さんの礼拝)

幼稚園の夏期保育が23日、24日、25日に行なわれています。そして、今週から綾瀬ホームとさがみ野ホームも開かれます。今日の木曜日は綾瀬ホームの礼拝があり、朝の礼拝に赴きました。3回のお休みでしたが、週に1回なので三週間も皆さんと会わなかったのです…

命を得る(「天国の特別な子どもたち」の訳詩者について)

二番目の娘・星子が帰宅し、夕食をしながら話をしているうちに、幼稚園の玄関ホールに掲げている「天国の特別な子どもたち」について話がおよびました。娘が言うには、この詩をインターネットで検索すればすぐに出てくるというのです。娘は私がこの日記に「…

この囲いにいない羊たち(キリスト教主義学校の生徒達)

来客の合図があり、玄関に行くと、男の子とお母さんがおられました。キリスト教主義の学校に入っており、学校からこの夏休み中に、どこかの教会の礼拝に出席するよう促されているのです。今度の日曜日に出席したいと言うので、ぜひどうぞと勧めたのでありま…

この務めのために(園長パパと呼ばれながら)

今日から預かり保育が再開しました。8月中、二週間はお休みにしましたが、その他はあずかり保育を行なうのです。朝9時から夕4時までですが、4、5名の子ども達を預かります。お仕事をしているお母さんが預けますが、お母さんが仕事をしてなくても、家にいるよ…

命の書に記される(礼拝出席記名簿)

今日は日曜日、神様を礼拝する日として定められており、9時からの子どもの教会、10時15分からの一般の礼拝、いずれも祝福のうちに導かれましたことは誠に感謝です。8月中は牧師の休暇としており、講壇は他の牧師に依頼しています。今年は、第一日曜日は横須…

主は羊飼い(北村宣道さんを偲びつつ)

暑い8月にふと思い出すのは、大塚平安教会で共に信仰の歩みをした北村宣道(のぶみち)さんです。本日が召天記念日であります。1998年8月19日、61歳でした。北村宣道さんは大塚平安教会の最初のころの牧師・北村健司先生の第四番目のお子さんでした。北村健…

古里にて・遥かな呼び声

8月16〜18日まで横浜市金沢区にある実家で過ごしていますので、昔のことが思い出され、そのまま日記に記しました。今日もこの実家にまつわる思い出を記しておきましょう。母のことについては、5月の「母の日」や6月の「子どもの日・花の日」に関わって記して…

古里にて・変わらないもの

昨日は敗戦記念日に思いを馳せて記しました。横浜市金沢区にある実家での思い出でした。この家は、私が2、3歳の頃に転居してここに建てられたのでした。その前は、横須賀市追浜方面に住んでいたのです。戦争中、追浜飛行場があり、戦争が激しくなってきたこ…

古里にて・主の御計らい

8月15日は日本の敗戦記念日です。1945年のその日、私は6歳でした。横浜市金沢区にある家でその日を迎えました。しかし、私には敗戦記念日に係る思い出は何も印象にありません。敗戦の日、天皇陛下の玉音放送がラジオから放送され、人々がラジオを聞きながら…

この香は聖なる者たちの祈り(斎場で)

さがみ野ホームの利用者が去る8月12日に召天され、今日は告別式が執り行われました。葬儀は興伸典礼寺尾会館で行われました。綾瀬ホームにしろさがみ野ホームにしろ、最近は利用者の葬儀はホームで行なうのではなく、斎場で行なっています。ホームで葬儀が行…

今日、神の声を聞くなら(担当役員制度)

私の夏休みは後一週間となりました。8月7〜19日は教会や施設の集会はすべてお休みになりました。しかし、子どもの教会のサマーキャンプが7〜8日に開催されましたし、11日は教団役員会で出かけたりしましたので、やはりの緊張した日々でありました。だから、1…

創立記念日祝会(樂ちゃんの到来を待ちつつ)

8月13日は大塚平安教会の創立57周年礼拝です。特別な行事をはしませんが、いつものように記念礼拝として歴史を導く神様に感謝をささげ、新たなる歩みをお祈りするのでした。本日の礼拝説教は大船教会牧師の渡辺誉一先生です。創立記念礼拝のためにわざわざお…

神と共に歩む人生(渡辺魁・富子夫妻を思いつつ)

明日は大塚平安教会の創立57周年記念礼拝であり、記念日礼拝後には幼稚園の庭で祝会を開催することになっています。ここ数年、祝会は幼稚園の庭でバーベキューを行い、いただきながらお祝いするのです。そのため、今日は壮年会の皆さんが集まり準備をしまし…

心に残る動物たち

今日は日本基督教団役員会があり、朝10時ごろ、出かける前に幼稚園の職員室を覗きました。今日は日直として来ている室谷さんが見当たりません。園庭に目を移すと、ウサギを追いかけているではありませんか。ウサギを園庭にサークルを設けて入れておきました…

「思い悩むな」と示されつつ(牧師の「毎々の歌」)

今日は木曜日ですが、綾瀬ホームの礼拝はお休みです。8月は綾瀬ホーム、さがみ野ホームの礼拝は二週にわたってお休みとなっています。教会の集会も日曜日の礼拝以外はすべてお休みになっています。従って、本来なら木曜日は綾瀬ホームの礼拝、次に家庭集会と…

創立記念日・あなたと共にいる、と神様が…

昨日はサマーキャンプについて記したので、創立記念日について書けませんでした。本日記すことにしました。8月8日は大塚平安教会の創立記念日でした。今年で57周年になっています。すなわち1949年に設立されたということです。しかしながら、歴史においてど…

サマーキャンプ・成長させてくださる神様

サマーキャンプの二日目は台風接近の影響で朝から大雨でした。今日のプログラムはほとんどが室内であり、雨でも構わないのですが、一つだけが外でのことでした。お楽しみの「流しソーメン」でありました。だから、子ども達も朝からの大雨で、「流しソーメン…

サマーキャンプ・苦労は決して無駄にならず

サマーキャンプが本日と明日の8日にかけて開かれました。昨年までは夏期学校と称していましたが、今年から名称を変更しています。教会学校も名称を変更し、「子どもの教会」と称しています。学校ではなく教会であることを心に刻んでもらうためです。教会は癒…

聖書の言葉はわたしの道の光(テレフォンメッセージ)

今日の日曜日は、礼拝における説教がなく、ゆっくりとした日でした。毎年8月は牧師の休暇として、毎週日曜日の説教はお休みになるのです。今日は大塚平安教会の出身牧師であり、今は横須賀上町教会の牧師、また付属幼稚園長の森田裕明先生をお招きしての礼拝…

白髪の人の前では起立し(長寿の心得)

今日は土曜日で、明日の教会の準備をしつつ過ごした日です。もっとも、8月中は牧師の休暇であり、第3主日を除いては他の牧師に説教を依頼しています。約一ヶ月間も説教をしなくてよい教会は多くはありません。こんなにありがたい教会であり、感謝しているし…

あなたを見た、とイエス様が…(出会いをあたえられる)

幼稚園を会場にして絵画教室が開かれています。毎週木曜日と金曜日の午後です。夏休みになり、今日も開かれていましたが、8月中の二週間はお休みとなります。夕刻、教室を覗いて見ました。大体が幼稚園の卒業生でありますが、それでも幼稚園とは関係のない生…

詩編と賛歌と霊的な歌(詩「天国の子ども…」への取り組み)

昨日は「天国の特別な子どもたち」と題する詩について記しました。その詩にまつわるいくつかのことを記しておきましょう。 この詩を読んだのは、1980年頃であったかと記憶します。当時の「キリスト教保育」という雑誌に掲載されました。1979年9月に大塚平安教…

「天国の特別な子どもたち」

今日は体操クラブのプール指導が行なわれており、牧師室で執務していますが、時々様子を覗きに行くのでした。幼稚園の玄関ホールを行き来しているとき、毎日心に止めているのですが、玄関ホールに掲げている詩が、改めて示されたのでした。それは7月28日に一…