鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

サマーキャンプ・苦労は決して無駄にならず

サマーキャンプが本日と明日の8日にかけて開かれました。昨年までは夏期学校と称していましたが、今年から名称を変更しています。教会学校も名称を変更し、「子どもの教会」と称しています。学校ではなく教会であることを心に刻んでもらうためです。教会は癒しと救いの場であり、子どもの教会も然りであるのです。今年の会場は幼稚園であります。毎年、隔年に郊外に出かけるときと幼稚園を会場にするときとしています。郊外に出かけたときは、それなりにお楽しみがありますが、幼稚園で開催する場合のお楽しみは結構考えなければなりません。それで思いついたのはズーラシアに行く事でした。横浜動物園ですが、横浜のはずれにあり、すなわち幼稚園から比較的に近い場所にあるのです。車で40分くらいのところにあるのでした。そして、動物園の帰りに今はやりのスーパー銭湯「ここち湯」に行く事でした。
午前10時から始まりました。最初に主題についてのお話をしました。今回の主題は「わたしたちはキリストの使者」(イエス様のお使いとして)であり、聖書は「神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。」(コリントの信徒への手紙<二>5章20節)です。「お使い」ということから、家でお父さんやお母さんにお使いを頼まれた場合、それは具体的にお使いの内容が分かっています。例えば買い物であれば、卵とか牛乳を買ってくることなのです。届け物をするとか、言伝をするとか、お使いの内容がはっきりとわかっています。イエス様のお使いという場合、お使いの具体的な内容については分かりません。それは一人一人が違うのです。お使いの基本的なことは、お友達を愛することです。それを私が具体的にどのようにするのかが課題でもあるのです。その具体的な展開については分級で考えることにしたのです。
午後からはお楽しみのズーラシアに出発です。幼稚園からは1時間もかからずに着きました。猛烈な暑さでした。この暑さの中で人間は元気に檻や小屋を覗くのですが、動物達はでれんと横になり、小屋の奥の方にいて出てこないのです。象は調教中であり、餌をもらいながら何やらしていました。真夏の動物園見学は失敗のようでした。それでも広い動物園を散策でき、楽しいひとときでした。
帰りはスーパー銭湯「ここち湯」に直行です。着替えを持参しているので、お風呂に入ってサッパリしたいのです。この「ここち湯」は2年くらい前にできたと思います。今まで一度も来たことがありません。この界隈は結構このようなお風呂屋さんがあります。健康センターは歩いても10分でいかれます。スーパー銭湯「愉快爽快」も車で15分くらいで行かれますし、他にもいろいろあるのでした。私はサウナに入るのが大好きで、健康センターができてまもなく出かけました。そしたらお風呂の中で「エンチョウ、センセー」と園児から声をかけられてしまいました。お風呂の中で、園児との出会いは楽しいのですが、なんとなく気が引けて、あまり行かなくなりました。その代わり、少し遠い場所にあるサウナに出かけ、ゆっくりとしてくるのでした。初めて入る「ここち湯」は、感想を言えば、なんとなく狭い造りだと思いました。お風呂もいろいろな種類があって楽しいのですが、空間があまりないという感じです。子ども達もいろいろなお風呂に入って楽しんでいました。
サッパリとして幼稚園に帰りましたら、もう夕食ができていました。おいしいカレーライスを食べて、とても満足でした。そして、夜はお楽しみ会があり、また汗をかいてしまいましたが、お楽しみの余韻を残しながら「おやみなさい」をしたのでした。夜9時から担当者会を開き、今日の反省と明日の確認をしました。担当者の皆さんは疲れが多く残るほどですが、子ども達が喜んでサマーキャンプに参加している姿に励まされるのでした。本当に今日一日ご苦労様でした。
聖書の言葉
「主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです。」(コリントの信徒への手紙<一>11章58節)