鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<231>

隠退牧師の徒然記(2013年7月20日〜)<231>
2014年2月6日「余力を用いながら」


聖書の言葉
愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるように祈っています。兄弟たちが来ては、あなたが真理に歩んでいることを証ししてくれるので、わたしは非常に喜んでいます。実際、あなたは真理に歩んでいるのです。自分の子供たちが真理に歩んでいると聞くほど、うれしいことはありません。
ヨハネの手紙<三>2-4節)



 今橋朗先生のご召天については前回のブログに記している。先生は81歳であり、私は74歳である。7歳の差があるが、年齢を増すとさして隔たりを感じない。教団新報の消息欄には逝去者の報告があり、その中には知人や出会った人々もおり、それらの人々を覚えてはお祈りするのであるが、やはり自らを思うのは当然のようである。いつ召されるかもしれない年齢になっているからである。とにかく生かされているのであるから、できることはしておきたいと思っている。説教を作成すること、ブログをかくこと、説教集を発行すること、いくつかの課題を持ちつつ隠退生活をしているということである。隠退しながらも六浦谷間の集会として礼拝をささげられることを感謝している。毎月一度、第二日曜日は横須賀上町教会の説教、聖餐式を執行できることも感謝である。そして、三崎教会で隔月の説教担当も感謝している。今回は2月、3月連続して招かれている。
 そのような隠退生活をしているが、それでも一年に一度は健康診断をしている。今は国民保険の特定検診と言うことで、そんなに細かく健康診断をしている訳ではない。血圧、尿、血液検査等の検診くらいである。それでも主要な部分の検診を受けることになる。幼稚園を退職してから2年間は任意保険に加入したので、私学共済の特定検診を受けていた。2012年からは国民健康保険に加入することになる。従って、2010年3月に退職して以来、細かい健康診断はしていないことになる。
 幼稚園に在職していた頃、健康診断をしてくれるクリニックが幼稚園に来てくれていた。それ以前は保健所に各自で行ってもらっていた。しかし、保健所は健康診断をしなくなってしまったのである。それで幼稚園の近所の医院で健康診断をしたのであるが、結構割高なのである。そんなとき、出張の健康診断があることを知り、以後は出張してもらうようになった。レントゲン、心電図、聴力、視力、そして血液、血圧等の検査をしてくれる。誠にありがたい健康診断であったと思う。その頃も数値が高めのものがあり、病院に行くようにとの指摘があった。実際、そのデータを持って病院に行き、改めて検査すると、それほどの数値ではない。健康診断では多めに数値を記録するようである。今のところ、全く健康とは言えないが、病院通いしなくてもよさそうである。この年になっても何の薬も飲んでいないし、まあ健康な身体であると自己診断しているのである。昨年は3月から三ヶ月間、常夏の国であるマレーシアに滞在したので、帰国してから夏が始まり、半年間は夏を過ごしたことになる。そのためか風邪も引かず、花粉症にもならず、有難かったと言える。
 大分前になるが、健康診断を受けながらも、一度人間ドックで診てもらうことにした。知人が中央林間にある医院を紹介してくれる。受付をすると担当の人が着物姿なのである。それにも興味を持ったが、看護婦さんといわれる人まで着物姿には驚いてしまう。受診者にリラックスしてもらうためであると言われるが、かえって血圧が上がってしまうのではないかと思う。一晩泊まりの検査であり、夕食は自由であると言う。それで中央林間駅の周辺の店に食べに行ったのであった。
 2月5日、横浜南共済病院で特定検診を受けた。その前日はこの地域でも小雪が降り、この朝は大層寒い。自宅から10分くらい歩けば病院である。9時から検診が始まったが、30分くらいで終わってしまう。特定検診なので、多くの検査は無い。朝食を食べないで検診に臨むので、空腹を覚えていた。この病院にはレストランがあるので、検診後にここで朝食をいただいたのである。昔、北里大学病院のレストランで食事をしたことがあるが、結構良いものが出されたと思う。病院に用事がなくても、病院のレストランで食事をするのもいいなあ、なんて思ったりしている。



健康診断を受けた横浜南共済病院。