鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<331>

隠退牧師の徒然記(2015年2月11日〜)<331>
2015年5月11日「この歳になったんだと…」


聖書の言葉
知恵は老いた者と共にあり、分別は長く生きた者と共にあるというが、神と共に知恵と力はあり、神と共に思慮分別もある。
ヨブ記12章12-13節)


 5月10日は私の誕生日であり、今年で76歳になった。この歳になるまで元気に過ごせていることを感謝している。友人と話しているうちにも、私が何の薬も服用してないことを驚いている。血圧の薬とか、内臓の薬を服用しつつ生活している人が結構いるようである。今のところ、身体の不具合があって病院通いをしてないので、それだけでもありがたいと思っている。最近、東大や他の薬事機関の研究で、コーヒーや緑茶を常時飲んでいる人の死亡率は、あまり飲んでいない人に比べると割合が低いと言われている。いずれは死ぬのであろうが、遅くなるということなのである。その意味では緑茶はいつも食べているので、効果があるのかなと思っている。朝食の時、緑茶を入れるが、茶を入れた後は、その茶殻をご飯にかけて食べるのである。これが結構おいしいのである。もっとも茶殻を食べる習慣はこの3年くらいであるので、効果があるかないかは不明である。何を食べれば長生きなのか、あるいは体のために良いのか、人はそれぞれ異なるであろう。そういう中で、自分なりに思っていることは、これまでの食生活はカツオのお刺身と豆腐を常時食べていたことではないかと思っている。この二つは1969年に牧師になってからである。宮城県の陸前古川教会時代には、ほとんど毎日のように魚屋さんに行き、カツオのお刺身を求めてくるのである。カツオのお刺身を食べる場合、必ず生姜をすりおろして共に食べる。この生姜を食べることも体に良いのかもしれない。2010年3月までの現役時代はこの食生活であったが、隠退してからの生活は変わって来る。今までのようにカツオのお刺身と豆腐は、必ずしも毎日食べなくなったのである。歳を取ると食生活が変わるようだ。お元気に過ごしている高齢の方からお話しを聞くと、もう90歳にも近いのに、食べることが楽しみだと言われる。元気であるから食べることに喜びが持てるのであろう。そうありたいと思っている。
 今は隠退牧師の身分であるが、今でも説教を担当していることを喜んでいる。2010年11月28日から、連れ合いのスミさんと共に六浦谷間の集会として、自宅にて礼拝をささげているのである。というのも、2010年9月をもって横浜本牧教会の代務者が終わり、もはや礼拝において講壇に立つ必要がなくなったのであるが、長年の習慣から日曜日には説教ができているのである。説教が用意されているので、それなら六浦谷間の集会としての礼拝をささげることになったのである。それにその10月からは説教をブログとしてネットで公開するようになっている。その説教は2011年4月から1ヶ月半、スペイン・バルセロナに行き、2012年9月から2ヶ月、やはりバルセロナに行ったので、そして2013年3月から3ヶ月、マレーシア・クアラルンプール日本語キリスト者集会のボランティア牧師として赴いたので、さらに2014年10月から2ヶ月半、バルセロナで過ごしたので説教はお休みとなる。しかし、その他は毎週ネットでも公開していたのである。
 説教は六浦谷間の集会ばかりではなく、毎月第二日曜日は横須賀上町教会の礼拝説教、聖餐式を担当させていただいている。さらに第四日曜日の礼拝は三崎教会で、必ずしも毎月ではないが担当させていただいている。2011年6月に隠退しているが、現在でも関わっている教会の他に、青山教会、清水ヶ丘教会、横浜本牧教会、薬円台教会、大塚平安教会、衣笠病院の礼拝等のお招きをいただき、説教を担当させていただいていることを感謝している。さらに「神の庭・サンフォーレを支える会」の委員長を担い、シルバさん家族を支援する会の代表を務めている。この歳になってもなお用いられていることを感謝している。そうした自分の生き様を残しておきたいとの思いがあり。ブログを書いては公開しているのである。さらに六浦谷間の集会の礼拝にて週報を発行しているが、これも76歳の証しとして発行しているのである。
 今年の5月10日は私の誕生日と共に、「母の日」感謝が重なった。そこで「隠退牧師の徒然記」の第4巻を、私の誕生日と連れ合いのスミさんの「母の日感謝」として発行したのであった。76年間は鈴木家の支え、結婚後の家族の皆の支え、そして関わってきた皆さんのお祈りと協力の賜物と思っている。「ありがとう」と申し述べる。



誕生日記念と母の日感謝記念として発行した「隠退牧師の徒然記」第4巻。



誕生日祝いと母の日感謝のお祝いケーキ。
ウィスキーはスミさんからのプレゼント。



釜飯屋さんで誕生日記念の会食。



釜飯屋さんで「母の日感謝」の記念会食として。