鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

神様の声を聞く…(テレフォンメッセージ 6 )

テレフォンメッセージより。
 
「神様の声を聞く」
神様の声を聞くといった場合、どのようにして聞くのでしょうか。本当に耳に聞こえてくるのでしょうか。人によっては、本当に聞こえたと言うでしょう。ご本人の感覚、意識がはっきりと神様の声を聞くのです。神様の声を聞くといった場合、人の言葉の中に神様の言葉を聞く場合もあります。聖書の中で、イエス様が「聞く耳のあるものは聞くが良い」と言っていますが、体全体で神様の言葉を聞くのです。お友達と接しているうちに、お友達の行動、表現の中から神様の言葉が聞こえてくるのです。幼稚園の玄関に畳一枚分の大きさ、つまりベニヤ一枚に詩を書いて掲げています。「天国の特別な子どもたち」という題です。
「会議が開かれました。『また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ』。天においでになる神様に向かって天使達は言いました。『この子は特別な赤ちゃんで、たくさんの愛情が必要でしょう。この子の成長は、とてもゆっくり見えるかもしれません。もしかして、一人前になれないかもしれません。だから、この子が下界で出会う人々に、特に気をつけてもらわなければならないのです。もしかして、この子の思うことはなかなかわかってもらえないかもしれません。何をやっても、うまくいかないかもしれません。ですから私たちは、この子がどこに生まれるか、注意深く選ばなければならないのです。この子の生涯がしあわせなものとなるように、どうぞ神様、この子のために素晴らしい両親を探してあげてください。神様のために特別な任務を引き受けてくれるような両親を。その二人はすぐに気がつかないかもしれません。彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。けれども、天から授けられたこの子によって、ますます強い信仰と豊かな愛を抱くようになるでしょう。やがて二人は、自分たちに与えられた特別の神の思召しを悟るようになるでしょう。神からおくられたこの子を育てることによって。柔和でおだやかなこのとうといさずかりものこそ、天から授かった特別な子供なのです』」。
いかがでしょう。自分に与えられている状況、ここにこそ神様の声が聞こえてくるのです。
聖書の言葉
「今日、あなたたちが神の声を聞くなら、こころをかたくなにしてはならない。」
ヘブライ人への手紙第3章15節)