鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

地には平和…(クリスマス礼拝)

祝クリスマス。今日はクリスマス礼拝です。クリスマスは25日ですが、教会は25日に近い日曜日にクリスマス礼拝をささげます。今日は子どもの教会も午前9時からクリスマス礼拝をささげました。祝会は前週の17日に行っていますので、厳かな思いでクリスマス礼拝をささげたのでした。午前10時15分から礼拝が始まりました。この喜びのクリスマス礼拝に、今年は3名の皆さんが洗礼を受けました。それぞれ神様の大きなご計画の中に今日まで導かれていたのです。聖餐式も執行され、最後はハレルヤコーラスで賛美しました。恵みの礼拝でした。
3名の受洗者が与えられたこともあり、記念撮影を幼稚園ホールで行いました。毎年、記念撮影をするようにしています。いつも同じような写真と思いますが、一年を経れば確実に年齢がすすみ、また顔ぶれが変わっているのです。
記念撮影の後は祝会になりました。食事は持ち寄り(ポトラック)であり、皆さんがおいしいご馳走を持ってこられ、テーブルに並べます。バイキングよろしく、おいしそうな食べ物をお皿に盛っていただきました。その後は受洗者への歓迎の言葉があり、また受洗者からも喜びの挨拶をいただいたのでした。各部の出し物、個人の腕自慢等があり楽しく過ごしました。
さて、今日は24日であり、聖夜礼拝も行います。24日が日曜日ですと朝から夜まで忙しくなります。うれしい忙しさなのでよろしいのですが、祝会が3時に終わり、7時からの聖夜礼拝までは間が空きます。そこで今年は午後5時開会としました。教会や幼稚園の皆さんにはその旨通知できましたが、社会の人々に通知することは困難です。教会の玄関前には看板を出して、5時開会を強調しておきました。このブログでもお知らせしました。しかし、教会の前を通らず、ブログも見ない人は、7時を目指して来られるのではないかと思いました。
5時に開会したとき、大体いつものような出席なので、時間の変更はそんなに問題がなかったとも思われました。聖夜礼拝は聖歌隊の賛美と会衆賛美を多く取り入れ、またクリスマスに関する聖書の言葉を示される内容です。以前は最初から暗闇で、ローソクの光で次第に明るくなり、会衆もローソクの光で讃美歌を歌っていました。まさに厳粛なひとときでありました。しかし、ローソクの火は何かと事故を起こしました。ローソクはホイルを受け皿にしてもちます。しかし、ベンチの背がテーブルになっているので、ホイルを上手に加工して置いてしまうのです。そのため前に座っている人の背広や髪の毛を焦がしてしまうことがありました。そのため最初からローソクの火はつけず、最後に「もろびとこぞりて」「きよしこのよる」を歌うときになって火をつけることにしました。従って、聖夜礼拝は明かりは半分にしています。ローソクに火がつけられると室内を暗くして、ローソクの光により賛美するのでした。
聖夜礼拝が終わるとお茶の会で、皆さんはそれぞれクリスマスの喜びを分かちあっていました。その後、聖歌隊が中心になって、教会の玄関前でクリスマスキャロルを歌いました。皆さんも共に参加してキャロルを歌われました。
午後9時頃には皆さんは帰られました。朝からずっとクリスマスをお祝いしてきました。アドベントが始まった四週間前からクリスマスに関するメッセージを語り続けてきましたが、不謹慎な言い方ですが、ようやく終わりました。しかし、まだ終わってはいません。次の日曜日もクリスマスメッセージであり、クリスマスは1月6日まで続くのです。1月6日に東の国の博士たちが生まれたイエス様にお会いし、礼拝をささげ、宝物をささげたのです。このことにより主イエス様が世界の人々に示されたことになり、1月6日を大切にしています。この日までクリスマスの飾りつけはしておかなければならないのです。日本では26日になれば一斉にクリスマスが消えてしまい、替わって松飾りになるでしょう。今年も皆さんと共に恵みのクリスマスを迎えることができて感謝です。
聖書の言葉
「いと高きところには栄光、神にあれ。地には平和、御心に適う人にあれ。」(ルカによる福音書2章14節)