鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<388>

隠退牧師の徒然記(2015年2月11日〜)<388>
2015年12月8日「出会いが重ねられ 5 」



聖書の言葉
わたしは、あなたがたがキリスト・イエスによって神の恵みを受けたことについて、いつもわたしの神に感謝しています。あなたがたはキリストに結ばれ、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされています。
(コリントの信徒への手紙<一>1章4-5節)



羊子が結婚した彼と共に一時帰国したので、私達もいろいろな人々との再会が与えられ、旧交を温めることができ感謝している。11月1日は私の出身教会である清水ヶ丘教会でのコンサートであり、多くの皆さんと再会する。私の親友でもある岩崎隆牧師夫妻が、コンサートには来られなかったが花束をお届けくださっている。また、内藤雅俊さんは清水ヶ丘教会において高校生時代からのお友達であり、今は教会を担っている方でもある。彼は2009年9月に清水丘教会で、羊子が初めてコンサートを開かせていただいたとき、開催のためにチラシやプログラム等を作成してくれたのであった。今回も健在な内藤さんとお会いすることができ、喜んだ次第である。高校生時代の友人としては関千津子さんがおられる。この方とは久しぶりではなく、数度お会いしている。2012年9月に清水ヶ丘教会の礼拝説教にお招きいただいたときにお会いするのであるが、教会員であり、礼拝にはいつも出席されている。その後、中島聡牧師の就任式に出席したので、その時にもお会いしているが、2015年3月1日に再び清水ヶ丘教会の礼拝説教のお招きをいただく。そして3月29日の六浦谷間の集会の礼拝にご出席くださったのである。その他にも懐かしい皆さんとお会いすることができ感謝している。私が76歳であるから、再会の彼らも前後の年齢であることが重い歴史になっているのである。
再会といえば、11月23日に行われた大塚平安教会でのコンサートである。こちらは5年前に退任したばかりであるが、それでも久しぶりにお会いする皆さんであった。中でも石井仁美さんのお元気な活躍には驚いてもいる。5年前に退任した頃から、病となり、入退院を繰り返されていたのである。ただ祈るばかりであったが、今は健康を与えられ、教会を担っておられるのである。私が1979年に大塚平安教会に就任して数年後には洗礼を受けられ、共に信仰のお交わりを重ねてきたのである。そのため教会の歩みは何もかも御存知であり、皆さんの先頭に立つ様にして教会の歩みを担っている。羊子が青年の頃、お交わりのあった元青年の皆さん、小屋敷柴乃布さん、石井将次さん、太田英樹さんもお元気で、彼らは私達の家までお訪ねくださり、羊子やイグナシオさんとお交わりくださったのであった。今回のコンサートにはいろいろとご尽力くださっている。嬉しかったのは、2009年の私達の最後のクリスマス礼拝で洗礼を受けた佐竹樂太朗君がコンサートに来てくれたことであった。洗礼を受けたとき、彼は小学校6年生であった。姉の中学生になっていた和香さんが洗礼を申し出られたとき、樂太朗君も共に決心したのである。まだ若いのにとの思いがあったが、これは神様のお導きであると示されたのである。今は新潟県にあるキリスト教主義の高校に在学しており寮生活をされている。寮生活で、夜になると夜食のカップラーメンを食べるそうであるが、そのときも食前の感謝のお祈りささげるとか。両親は信仰が与えられての成長を喜んでおられるのである。丁度、コンサートの時は帰省中であり、羊子のコンサートを聞かれて学校に戻って行ったのである。もはや私よりも背が高くなり、祝福の成長が導かれていることを感謝したのであった。姉の和香さんにはフランスに留学中であり、これまた祝福の成長を喜んでいるのである。お一人お一人との再会を記すとしたら枚挙にいとまがないくらいであるから、その他の皆さんは割愛させていただく。
感銘深く示されたのは、清水ヶ丘教会のコンサートにはお子さんと共にご来場くださり、大塚平安教会においてはお連れ合い様と共にご来場くださった蔵本有紀さんがおられる。「追いかけですね」と言ったものであるが。それ程、羊子との出会い、また私たちとの出会いを喜ばれているのである。以前、バルセロナ滞在記として、ブログにサグラダ・ファミリア教会、ミサの奏楽を羊子が行っていることを記したことがある。そのブログを読まれた蔵本さんは丁度バルセロナを旅する時であった。あちらで礼拝する教会を捜していたところ、偶然に私のブログを読まれたのである。そして、実際サグラダ・ファミリアのミサに出席され、ミサ後に奏楽者の羊子に声をかけてくださる。羊子は夕食にご夫妻を招いてお交わりをしたのであった。帰国してから、連絡をいただきメールのやり取りをしていたが、今回の羊子のコンサートを喜ばれ、「追いかけ」でご家族と共にご来場くださったのである。存じ上げている潮田牧師、大川牧師、瀬底牧師ともお交わりがあり、まんざらご縁がないということではないのである。
「出会いが重ねられ」と題してブログを記してきたが、まだ多くの皆さんとの出会い、再会を示されているが、心に示されつつ閉じることにしたい。



2015年11月1日、清水ヶ丘教会におけるコンサート。



羊子とイグナシオさんを囲んでの我が家の食事。



11月5日、横浜本牧教会の稲本さん、片平さんが中華街で接待してくださる。



日本の「釜めし」とやらを食べてみる。家族みんなで。