鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<344>

隠退牧師の徒然記(2015年2月11日〜)<344>
2015年6月26日「どこにいても一緒に礼拝し…」


聖書の言葉
まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。
ヨハネによる福音書4章23-24節)


昨年10月21日から今年の1月8日まで、スペイン・バルセロナに滞在したことは、その滞在記も公開しているし、このブログでも何かにつけて触れている。バルセロナ滞在中は家族礼拝をささげつつ過ごしている。日曜日は、羊子はまず午前9時からのサグラダ・ファミリアのミサに出かけ、奏楽奉仕をしている。10時30分頃には帰宅する。そして、六浦谷間の集会バルセロナ礼拝を家族でささげるのである。そして、家族礼拝が終わるや、今度はカトリックのパロキアの教会のミサに出かけるのである。そこでもミサの奏楽をしている。15年前にバルセロナに渡り、間もなくパロキアの教会に出席するようになり、そして奏楽奉仕をするようになっているのである。パロキアのミサは12時からであった。連れ合いのスミさんは原則として両方のミサに出席していたが、私は必ずしも出席しなかった。
バルセロナに滞在しても礼拝は欠かさなかったが、さらに祝福のお交わりが導かれている。バルセロナ日本語で聖書を読む会と言う集いが月に一度開かれる。その集いで、今回は11月と1月に奨励を行っている。10月は私たちがバルセロナに訪れる前に集会が開かれている。また12月は、既に説教者が予定されていた。しかし、私は体調が悪く出席を失礼したのである。バルセロナ日本語で聖書を読む会は始められてから25年近くになっている。今は下山由紀子さんと言う方が中心になって集会が続けられている。バルセロナ在住の日本人の皆さんが集っているのである。下山さんのようにスペイン人と結婚している人や一時的にバルセロナに滞在している人々が集っている。私たちの娘、羊子も結婚する前から出席しているが、この度スペイン人と結婚したので、今後も会を重ねる一人になっている。
2011年4月4日から5月18日まで滞在したとき、連れ合いのスミさんと二番目の娘、星子と三人であった。滞在中、バルセロナ日本語で聖書を読む会の集いが二回開かれ、いずれも奨励を行っている。その二回とも羊子の家で開いている。2012年9月10日から11月6日に滞在しているが、その時は連れ合いのスミさんと二人で赴いたのであった。そして集会ではやはり二回の奨励を行っている。従って、バルセロナに滞在するたびに二回ずつ奨励を行っているのである。集会出席者の中に猫アレルギーの方がおられるので、昨年の滞在中の集会はいずれも下山由紀子さんのお宅で開かれたのであった。羊子の家にはシャムネコとペルシャネコの二匹もいるからである。こうしてバルセロナ日本語で聖書を読む会の皆さんとも親しくお交わりが導かれ、喜び感謝しているのである。
この度、6月25日であるが、バルセロナ日本語で聖書を読む会の奨励を行うことになった。私たちは日本にいるのである。そして、バルセロナの皆さんが集会を開くのである。今は便利な時代である。iPadのFeceTimeで奨励を行うということである。いわばテレビ電話のようで、相手の存在を見ながらお話しできるのである。バルセロナの皆さんはいつも12時頃から集会を開いている。そして2時頃から楽しい食事の交わりを行っているのである。そのため6月25日、日本時間午後7時30分、バルセロナ時間12時30分に両方でiPadを立ち上げ、集会が開かれたのである。立ち上げてすぐに奨励を行う。聞き取りにくいかもしれないので、あらかじめ奨励の原稿を送っておく。皆さんはプリントを見ながら奨励を聞いてくださったのである。その後、一緒に讃美歌を歌いiPadを終了したのである。バルセロナ日本語で聖書を読む会の皆さんは、この後祈祷会を行うということであった。
バルセロナに対して日本時間は7時間早い。丁度、お昼と夕食の時間帯であり、私たちもiPadの集会を終えてから夕食いただいたのである。バルセロナの皆さんもお昼の食事をいただいている。今回もカレーライスであるという。バルセロナも日本も、ネット集会を喜びながら、楽しい食事となったのである。早速、羊子からメールが送られ、写真も送られている。機会があったら、またよろしくね、と記している。日本にいながらバルセロナの皆さんに奨励ができる、お恵みとして喜んでいる。今度はいつなのかなあ、なんて思ったりして…。



バルセロナ日本語で聖書を読む会の皆さん。



共に讃美歌を歌う。



集会にて奨励を行う。



画面を通して奨励を聞くみなさん。



日本にいながらバルセロナの皆さんと礼拝をささげる。
この写真はバルセロナ側で写したもの。