鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<238>

隠退牧師の徒然記(2013年7月20日〜)<238>
2014年3月25日「74の手習い」



聖書の言葉
明くる日、すなわち、準備の日の翌日、祭司長たちとファリサイ派の人々は、ピラトのところに集まって、こう言った。「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを、わたしたちは思い出しました。ですから、三日目まで墓を見張るように命令してください。そうでないと、弟子たちが来て死体を盗み出し、『イエスは死者の中から復活した』などと民衆に言いふらすかもしれません。そうなると、人々は前よりもひどく惑わされることになります」。ピラトは言った。「あなたたちには、番兵がいるはずだ。行って、しっかりと見張らせるがよい」。そこで、彼らは行って墓の石に封印をし、番兵をおいた。
(マタイによる福音書27章62-66節)




ウィンドーズXPのサポートがいよいよ終了するというので、使用しているパソコンがXPであり、新しく導入することにした。今まで使用していたパソコンは2010年1月頃に使い始めたので、それほど古いのではない。それまで使用していたパソコンの画面が暗くなり、皆さんも警告してくださり、これ以上使っていると目に支障が出るというわけである。データも多量に入っているので、変えたくはなかったのであるが、やむを得ないことである。その時、あらたに購入したのはXPであり、わずかに残っていたものだという。その時点で、いずれXPのサポートが終了するのがわかっていたのではないかと思う。だから、その時点でもXPが残っていたということになるのである。ぶつぶつ言いながら新しいWindows8.1に向かっている。新しいパソコンは今まで扱ったこともないメニューがあり、使いこなせないようであ。新しい分野を開拓できそうで、何とも喜びである。基本的には今まで使用していたパソコンと扱いは同じなので、そんなに苦労しなくても使いこなせるようになりそうである。
OA機器に関しては、比較的早くにとりくんでいる。1980年代はワードプロセッサーの時代であり、これもいち早く取り入れている。幼稚園の園長でもあり、事務関係の機器に関してはつねに関心を寄せていた。ワードプロセッサーの前は和文タイプの時代でもあった。しばらくタイプを使っていたときワープロが出始めたのである。いち早くword processorを導入する。しばらくしてpersonal computerが出始めたとき、これもいち早く手にする。しかし導入したのではない。まず個人的に手にして、ぼつぼつ習い始めたのである。今はパソコン教室なるものがあるが、その頃は教室なるものはなかった。自分で四苦八苦しながら使えるようにして行ったのである。Personal computerの普及が遅かったのはword processorがかなり役に立っていたからである。タイプに対しては、もちろん便利だし印刷も簡単であった。しかし、personal computerを本格的に使い出したとき、はるかに便利であり機能的であるかを知ることになるのである。
パソコンを駆使できるようになったので、今までもいくつかの文書をまとめている。2011年9月「スペイン滞在記」を冊子にしている。「とじた君」という簡易製本機があり、専用のファイルもあるので、文書をまとめれば製本できるのである。スペイン滞在記は毎日ブログで公開しているので、写真入り文書が準備されていた。限定20冊を制作して皆さんにも差し上げたのである。2012年5月には説教集第二集「主の導きに委ねつつ」を発行している。説教もその都度プリントしているので、原稿があり、いつでもまとめて発行できるようにしてある。30冊を発行し、皆さんにさし上げている。そして、2012年12月には「隠退牧師の徒然記」(1、2巻)を発行した。ブログで公開しており、いつでも発行できるようにプリントしてある。これは限定1部しか発行していない。いわゆる鈴木家に残しておくものなのである。2013年9月に「受難の門を見つめつつ」、2014年1月に「常夏の国にて」を冊子にしたが、これらも限定1部である。多数発行して皆さんにさし上げたいのであるが、それにはインク代が嵩むことになり、申し訳ないが限定1部にしたのである。そして、新しい機種にする前に、今までの機種で作成したのが、説教集第三集「新しい命」である。20部作製している。
「隠退牧師の徒然記」(3巻)、説教集第四集「時の到来」を発行することになっており、新しい機種で発行するであろう。パソコンのいろいろな機能を発見し、応用しながらの文書作りは楽しい作業である。隠退牧師のしばらくの楽しみが増えたということである。新しいものにいち早く挑戦していた若い頃のことを思い出している。スマートフォンなんて、と言わないで使ってみようかなとも思っているのであるが。



新しいパソコン。



今までのパソコン。