鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<68>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<68>
2013年5月21日「工芸品館を訪れる」



 マレーシアの工芸品を展示しており、合わせて販売している所に案内される。クラフト・カルチュラル・コンプレックス、工芸品館である。ここはマレーシア政府が運営しているという。案内書によると、「ブキッ・ビンタンの中心地から歩いて15分ほどにある、マレーシア全土の伝統工芸を紹介する施設。伝統工芸としておもに、バティック、木工彫刻製品、ピューター製品、シルバー、ソンケット(刺繍が施された織物)、手編みカゴ、陶器、磁器などを取り扱う。また、敷地内には工芸品を展示する博物館、国営の民芸品店カリヤネカの本店もある。ここの大きな庭では、職人たちが働いている姿を見学することができる。民芸品店はどこよりも安く手に入るアイテムが多い」と紹介している。
今日はそのマレーシアに来て、見ておくべき所にご案内くださったのはKLJCFで役員をされておられるウォルターブッシュ幸子さんである。幸子さんが私達をここにご案内くださることになったのは、去る14日に牧師館で開かれた婦人会の時である。この婦人会は牧師のメッセージを聞く集いであった。メッセージはプリントして、読みながら奨励をしたことになる。終わってから、婦人会の祈祷会の奨励のプリント、役員会祈祷会のプリント等もご希望の方に差し上げたのであった。終わってからは、一品持ち寄りの昼食であり、楽しく歓談しながらいただいたのであった。その歓談の中で、私達の帰国の日が近づいていることもあり、ウォルターブッシュ幸子さんが、お土産についてお尋ねになられた。もはや、おみやげ等を購入されたかということである。実は、お土産は随分前から購入していたである。羊子が3月22日に来馬し、24日にはチャペルコンサートでピアノの演奏を行う。羊子はせっかくマレーシアに来たので、いろいろと見学したいのである。それで3月26日に池上美香さんにミッドバレーに連れて行っていただく。その日は婦人会で、お仕事会であり、スミさんはそちらに参加したのである。私と羊子が美香さんに連れられてミッドバレー・メガモールに連れて行っていただき、東洋一のショッピングセンターを見学したのである。その時、少し早いが、今のうちにお土産を買っておこうということになり、メイド・イン・マレーシアのお菓子をいくつか買い求めたのであった。それは、特に六浦の家の近所の皆さんに配布するものなのである。それと共に知り合いの皆さんも考慮している。賞味期限は2014年までであるので十分である。婦人会の皆さんには、こんなものをお土産として用意してあることをお話したのであった。それを知った幸子さんが、マレーシアのお土産としては、あまりふさわしくないと思われたのであろう、マレーシアの工芸品を展示・販売している所にご案内くださるというのである。うれしいお誘いである。そして、今日の日になったのである。
幸子さんが午前10時30分に牧師館にお迎えに来てくださった。そして、KL市内に向かったのであるが、車の中で街並をいろいろと説明してくださりながら向かったので、随分とマレーシアを知ることになる。3月30日に羊子とスミさんと三人でKL市内に来た時はタクシーであり、もちろん何の説明もない。だから初めて市内の説明をいただいたことになる。工芸品館はブキッ・ビンタンの外れのほうにある。建て物そのものが、いかにもマレーシアを感じさせる。だいたい市内は高層ビルディングで、マレーシアとの思いは薄らぐ。展示・販売はマレーシアの工芸品、それぞれの地域で作られている物が陳列されていた。RM400も買い求めたので、ようやく皆さんへのマレーシアのお土産を求めることができたのである。お菓子ではお土産にはならない。
買い物が終わり、ブキッ・ビンタンのホテルにお務めの高橋加織さんを迎え、タイ料理レストラン「RAMA?」に連れて行かれる。伝統的なタイの食事をいただく。工芸品館にご案内いただくことに加えて、食事までいただき、感謝している。高橋加織さんとも食事ができて、楽しく歓談することができ、祝福の一日であった。幸子さんには心から感謝を申し上げる。



工芸品館にご案内いただく。



工芸品館の入り口で記念写真。



美味しいタイ料理をいただく。