鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<66>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<66>
2013年5月17日「文房具屋さん」



 KLJCFの記念誌をコーはんな先生からお借りしている。1985年9月発行の「2周年を記念して」、1991年5月発行の「7周年を記念して」、1994年2月発行の「10周年を記念して」、2004年1月4日発行の「20周年記念誌」である。それぞれの編集後記を読み、いくつかの証しを読んだ。20周年記念誌に掲載されている証の中で、今もKLJCFに関わっている数人の皆さんのお証を、私のパソコンに入力しておいた。コーはんな先生にその旨を伝えると、それは大変な作業であり、コピーすれば良いのではと言われる。コピーして後で読むのが目的であれば、それで良いだろう。しかし、私としては貴いお証は皆さんに紹介したいのである。だから、昨日のブログは劉善枝さんのお証を紹介させていただいた。既に入力してあるからだ。心に示されている証の入力は終えている。入力しておけば、いつでも引用出来るし、紹介できるということである。
 その記念誌については、次の日曜日にはお返ししなければならない。コーはんな先生も5月末には日本に一時帰国することになっているからである。そのことを連れ合いのスミさんに知らせると、記念誌には感銘深いお証があり、ぜひコピーしておきたいというのである。それで商店街には文房具屋さんがあるので、今日は出かけたのである。その文房具屋さんは国際理工情報デザイン専門学校と同じビルの中にある。学校は3階にあり、文房具屋さんは2階である。それで朝の10時前に行く。しかし、店は閉まっていた。スミさんが通りがかりの人に、コピーができる所を聞いている。その人は閉まっている店で出来ると言い、ここは11時からというのである。それで牧師館に引き返す。11時過ぎになって、出かけようとすると雨が降っていた。とにかくやむまで待つことにした。昼食を食べ、午後1時30分頃には雨は止んでいたので、出かけることにした。歩いても5分と掛からない所にある。文房具屋さんは開店していた。コピーを頼むと心良く応対してくれた。若い女性であった。コピーは20枚でRM1.9である。60円くらいなのであるから、随分安いと思う。文房具屋さんだからいろいろな文具が並べられている。日本の文房具屋さんと変わりが無いと思う。
 午後2時30分頃帰る。スミさんはプールに行くという。最近はエレベーターの乗り方にも慣れ、一人で行き来できるようになっている。だから今日はついて行かないで、スミさん一人で行ってもらうことにした。2時45分頃に出掛けて行く。私はといえば、クアラルンプール滞在写真をまとめているところである。日本に帰ったら、すぐにプリントアウトして子供たちや知人に見せるのである。そのためには今のうちに編集しておく必要がある。随分と写している。スペイン・バルセロナの写真集も2011年に行った時、2012年に行った時、それぞれまとめてある。それらもバルセロナ滞在中に編集し、帰国するやプリントアウトして、皆さんにお見せしたのであった。
 写真を整理しながら、アルバムの準備をしているのであるが、改めて来馬してからの日々の歩みを見つめることになる。皆さんとの出会いが、だんだんと深まっていく過程を示されるのである。礼拝の写真、夕食会の写真、婦人会、バイブルカフェ、聖書の会等、全て写真に収めているので、お交わりの経過が分かるのである。教会に関わる写真と共に、私達の生活写真もあり、羊子と過ごした10日間の楽しい写真もある。KL市内、マラッカへの旅等、楽しい思い出が残されている。本当はもっと写真が写されているべきだと思っている。せっかくマレーシアに来ているのだから、いろいろと見学するべきである。時間は十分あるのだから。しかし、本音を言えば、どこに行ってもたいして変わらない風景であり、動き回るのが面倒なのである。KL市内に行って、目を見張るような建物、風景等に触れれば良いのであるが、羊子とスミさんと三人で行っているし、もうそれで十分だと思っているのである。観光写真も大切であるが、やはりボランティア牧師としての歩みの写真が残されるべきであると思っている。




牧師館があるコンドミニアムの案内板



商店街にはこんな店も。
山手線を看板にしている。