鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<60>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<60>
2013年5月11日「最後の役員会」



 今日は役員会が開かれた。牧師館で開かれたので、出かける必要が無いので楽である。KLJCFボランティア牧師として3月14日の朝、マレーシアの地に降り立つ。そして16日の土曜日に役員会開かれる。PJゴスペルホールのピースルームを借りての役員会であった。その時は、まだマレーシアに来たばかりであるので、行き帰りは諸江修さんの車に乗せられる。そして、4月の役員会は13日に開催された。会場はピースルームであった。もはや一ヶ月も過ごしているので、タクシーで向かったのである。Fooさんタクシーに依頼したが、代わりの人であった。住所の書いた紙を渡したが、そちらの方面は初めてのようであった。結構な年寄りで、目もかなり近いようである。住所の書かれている紙を、顔をくっつけるようにして見ていた。結局、よくわからないのでPJゴスペルホールに電話する。それにより、ようやく目的地に行くことができたのである。前回、そのように、少しばかり大変であったので、役員の皆さんが考慮してくださり、5月の役員会は牧師館で開催することにしたのである。三ヶ月間の牧会なので、結局5月の役員会に出席すれば、これで終わりとなる。6月は8日に開催されるので、私達が6月4日に帰ったあとになる。6月は後任の新しい牧師と共に役員会が開催されるのである。
 役員会は午後3時から開催されるが、2時45分から祈祷会が行われる。そのため牧師が短い奨励を行うのである。3月は着任したばかりなので、その務めをしなかったが、4月はマルコによる福音書2章1節から12節の聖書から奨励を行う。聖書は教団の聖書日課により、その聖書を基にして奨励を行っている。だから5月の奨励も、聖書日課がマルコによる福音書8章1節から10節であり、その聖書を基にして奨励を行ったのである。今回は奨励をプリントして配布する。前週の婦人会の祈祷会奨励もプリントして渡している。来週は火曜日に婦人会が開かれ、牧師のメッセージを聞く会であるが、その時もプリントして配布することにする。
 現在の役員さんは諸江修さん、坪井明子さん、ウォルターブッシュ幸子さん、佐藤恭仁彦さんである。4月14日開催の教会総会で、2012年度に引き続き2013年度も役員として選ばれたのである。それにコーはんな先生が陪席している。フィリップ・コー牧師とはんな夫人はKLJCFの顧問に選ばれているからである。5月の役員会は、まず前回役員会議事録承認を行う。続いて教会総会議事録の確認を行う。議事としては、子供へのメッセージにつき協議する。今は教会学校は休会にしている。しかし、5月5日と7月7日に臨時に開くことにしている。はんな先生が担当する。さらに6月16日の礼拝は合同礼拝として、子供へのメッセージを行うことにしているのである。8月25日にKLJCF30周年記念コンサートを開くことにしており、内容について協議する。6月2日は私たちの最後の礼拝であり、礼拝後感謝会が開かれる。その時、今までは退任の牧師夫妻が歌うなり、楽器の演奏をしているのであると言われる。今までの牧師が応じてきたのであるから、ここは一つハーモニカ演奏ということになる。スミさんが歌って、私が吹いて、何とかその場を作ることにしよう。後任の牧師についても話し合われていた。吉田真先生であると言われる。岩手県にある教会で牧会されていたようである。私達夫婦と同じような年齢であるようだ。それ以上のことは分からない。とにかく次の牧師が来るまで後一ヶ月である。責任を果たして引き継ぎをすることにしよう。
 KLJCFという特殊な教会を担う皆さんである。教会員としてクアラルンプールに定住されている方であるが、一時的な方もおられる。MM2Hの皆さんもおられる。マレーシアをセカンドライフとしている人々である。そして会社の派遣で数年間過ごしている皆さんがおられる。いろいろな人がおられるが、役員さん自身、将来的にはどのようになるのかは分からない。そう言う中で、KLJCFの役員として、教会の歩みを担っている皆さんには頭が下がる。そのお働きの上に主の豊かな祝福があるよう、お祈りする次第である。わずか三ヶ月であるが、いろいろと考えさせられたのである。役員会が終わり、感謝を述べたのであった。



牧師館のあるコンドミニアムの庭に生える不思議な植物。