鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<58>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<58>
2013年5月9日「バイブルカフェ四回目」



 今日はバイブルカフェが開かれる。若婦人会の集いで、そのため婦人会の皆さんは出席しない。だからMont Kiaraにある会場には、今までFooさんタクシーで行き来していた。Fooさんタクシーは最初はFooさん自身が来てくれたが、二回目、三回目は友達のタクシーが来たのである。それらにしても、いつも水曜日になると、木曜日に開催されるバイブルカフェに行くためにFooさんタクシーを予約しておくのである。8日の午後になって、そろそろFooさんに連絡しようかと思っていた。そしたらKLJCFに関わっている小倉(劉)善枝さんから電話をいただく。明日のバイブルカフェに出席すると言われ、私達を車に乗せてくださると言われるのであった。誠にありがたいことである。
 私達が関わるバイブルカフェは今回で四回目になる。今回は中嶋尚美さんのお宅で開かれた。今回は中心になっている新井幸代さんがご都合で出席できない。そして樋田多恵子さんも出席できないのである。いつもの出席は、だいたい5名であるが、新井さんと樋田さんはクリスチャンであり、KLJCFの礼拝に出席されている。他の皆さんはノンクリスチャンである。しかし、これらの皆さんもバイブルカフェに出席しては聖書を読まれ、学びの本を中心にして熱心に懇談されている。今日は新井さんも樋田さんもお休みであったが、小倉善枝さんが出席されたので、6名で学びを深めたのであった。今回も出席されている高口さんのお子さんは高校3年生であると言われる。小倉善枝さんのお子さんも高校生になられており、お二人は年齢が近いことでお話が弾んだのであった。
 いつもの集会は10時に始まり12時に終了している。そして近くのレストランに行きお昼の食事を共にいだく。そのため、Fooさんタクシーには午後1時30分に迎えに来てもらっていた。今回は小倉善枝さんが12時45分には帰路につきたいので、集会は11時30分までとし、お昼の食事にする。食事は高口さんと善枝さんと私達の四人でいただく。今回で二回目のお店でマレー料理をいただいたのであった。だから、今回は牧師館に早く帰宅することができた。今日は天気も良く、いつもやってくる午後の雷、スコールがやってきそうもないので、帰宅して少し休んでからプールに出掛けたのであった。プールに入るのは連れ合いのスミさんで、私はプールサイドで本を読んでいるのである。約一時間、私にとっても良い読書の時間となる。




四回目のバイブルカフェが開かれたMont Kiaraの高層住宅。



 ところで小倉善枝さんが私たちを送迎してくださったことにより、車の中で親しくお話をすることができた。善枝さんは4月16日に牧師館で開催された婦人会に出席されている。その時、初めてお会いしたのである。善枝さんは名簿にも記されているので、教会に関わっている方であるが、礼拝には出席されていない。ご自分の所属教会があるのである。その上でKLJCFの集会に出席されている。特に婦人会に出席され、みなさんとは日本語でお交わりを深めておられるのである。そのような姿勢の方は他にもおられる。ラジ洋子さんも同じである。ご主人と共に所属されている教会があり、そちらの教会に出席されているのである。しかし、婦人会のお交わりには参加され、またご自分の家を開放して集会を開いておられる。婦人会のお仕事会には連れ合いのスミさんを二回も送迎してくださっている。ご自分の所属する教会があり、その上でKLJCFに関わっているのは、礼拝に出席している人たちがみな言えることである。皆さんは日本の所属教会があるということである。そうはいうもののKLJCFで洗礼を受けられた方もあるのである。KLJCFが真に教会になるために、一時的にしろKLJCFに所属するのであれば、日本の教会の籍を写し、KLJCFの教会員となることではないか、と思うのであるが。
 もともと善枝さんがKLJCFの集会に関わるようになるのは、昔はバイブルスタディという集いがあり、ラジ洋子さんに勧められて出席するようになったと言われる。そして婦人会の集会には何かと出席され、KLJCFを支えておられるのである。お連れ合いは宣教師であったが、今はマレーシアにあるワールドヴィジョンの責任者となっており、幅広くお働きであると言われる。特にこちらでのワールドヴィジョンは子供の教育、養育活動を主としているようである。企業や個人からの寄付金が子供達の育英資金になるのである。仏教やイスラム教の人たちが匿名でキリスト教の活動を支援してくれていると言われる。
 思わぬお交わりが導かれ感謝している。善枝さん夫妻のお働きが祝されるようお祈りする。