鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<57>

マレーシア・クワラルンプール滞在記(2013年3月13日〜)<57>
2013年5月8日「日々、恵みの雨をいただきつつ」



 KLJCF集会は、礼拝は日曜日午後4時からである。だいたい1時間くらいで、礼拝後はお茶の会がある。午後6時頃にはお茶の会も終了するのであるが、有志の夕食会がある。夫婦で礼拝に出席する皆さんは、家にかえって夕食の支度をするより、食事をして帰った方が楽である。それも皆さんで食事をすると、いろいろな物が食べられる。夫婦二人だけでは、種類も限られてしまう。大勢であればいろいろと品物を多く注文できるのである。そして、お勘定は割り勘ということなので、気持ちが楽である。このようにして随分といろいろな店に連れて行かれたものである。これで日曜日が終わると言うわけである。
週日の集会は、火曜日に婦人会が毎週開かれている。毎週開かれているが、祈祷会、学びの会、説教を聞く会、お仕事会を順次行っているのである。そして、バイブルカフェも毎週開かれている。当初、就任した頃はお休みであった。関係者が日本に帰国したり、帰国中の人がいたりで3月中はお休みであった。ようやく4月18日から開催されることになる。当初は隔週の開催と思っていたが、こちらも毎週の開催なのである。日曜日の礼拝は、池上美香さんが送り迎えしてくれるのであるが、バイブルカフェの場合はタクシーで行かなければならない。婦人会とバイブルカフェが毎週の開催であり、聖書の会が隔週に開催される。この会は牧師館で開催されるので、気持ちが楽である。毎週、以上のような集会を繰り返しつつ歩んでいる。そうすると月曜日、水曜日、土曜日は集会が無いことになる。といっても月に一度、役員会と牧会者の集いが土曜日に開催されるので、結局土曜日も集会が開かれることになる。
その水曜日、今日は集会が何もない日である。いつものように朝の7時頃に起床する。シャワーを浴びる。こちらではバスタブも無いし、お風呂に入る機会が無い。日本の生活は、夕刻になればお風呂に入る。浴室にはテレビもついているし、湯船にはジェット墳流がついているので、足に当てながら、テレビを見ながら入る。そしてお風呂からあがって夕食をいただいていた。こちらではお風呂に入る楽しみも無く、夕刻7時頃には食事をいただく。シャワーを浴びるのは朝起きてからである。午前9時頃には朝のお勤めが終わり、書斎の机に座る。メールを確認したり、ブログを書いたり、牧会報告を記録したりするのである。最近はお昼近くになると、スミさんのプール通いにつきそう。スミさんは浮き輪を使ってであるが、プールで泳いだり、歩いたりすることは体によいようである。そのため、なるべくプール通いをしたいのであるが、私がついて行ってあげなければ、一人では行かれないのである。私は泳がないのであるが、プールサイドのベンチで本を読んでいるのである。そのため読書がはかどる。立松和平著「道元禅師」上中下巻を読破してしまったし、今は栗田勇著「一遍上人」を読んでいる。
そうこうしているうちにお昼となる。今日はパン食で、いくつかの総菜と共に昼食をいただいたのである。午後から少し横になったが、夕方になると、いつものように雨が降りだすので、今のうちに買い物に行くことにする。いつものことながらスリ・コタというスーパーに行く。いろいろと必要な物を買いこむ。この店は何から何まで置いてある。食材はもちろんであるが、日用品すべてが置いてある。パソコンのプリンターA4用紙まで置いてあるので買い求めたのであった。
帰りにケンタッキーによりフライドチキンを買う。チキンは夜の食事にいただくが、歩いて疲れたので、店で喉をうるおしながら休むためでもある。飲み物で喉をうるおしていると、なんとなく雲行きが怪しくなってきている。そして、いつものように雨が降って来たのである。まだ、たいしたことは無いので、急いでコンドミニアムの牧師館に帰宅したのであった。マレーシアは赤道に近く、熱帯雨林気候に属しており、年間を通して雨量が多い。温度も27°〜33°で年間変わらない。暑い国で毎日雨が降るのであるから、まさに恵みの雨というわけである。多少濡れて帰ったが、パソコンに向かっているうちにも乾いてしまった。



昨日7日の婦人会の帰りに福原礼子さんのお宅に寄らせていただく。
この住宅の庭に咲くきれいな花を鑑賞する。



記念撮影。