鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<54>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<54>
2013年5月5日「KLJCFに所属する」



 クワラルンプール日本語キリスト者集会の存在は人づてに聞いて来られる方があり、あるいはネットで存在を知り、日曜日の礼拝に出席された方々がおられる。実際、私自身の三ヶ月の牧会の中でもネットで存在をお知りになった方が数人おられる。KLJCFに所属する皆さんは様々なルートで導かれて来られるのであり、その導きを心から感謝されているのである。
 KLJCFは今年で30周年を迎えており、秋には記念礼拝をささげる予定になっている。この30年間に四冊の記念誌を発行している。1985年9月に「KL日本人クリスチャンの集い2周年を記念して」を発行する。1991年5月に「KL日本人クリスチャンの集い7周年を記念して」を発行。1994年2月に「クワラルンプール日本語キリスト者集会10周年を記念して」を発行している。この記念誌よりKLJCFとの名称が使われている。そして2004年1月4日に「KLJCFクワラルンプール日本語キリスト者集会20周年記念誌」を発行している。KLJCFの歴史については4月5日「歴史事情」として記している。



今迄に発行された記念誌。
左から20周年、10周年、7周年、2周年記念誌。再掲。



 四回発行されている記念誌の編集後記の証しを示されたい。
○「KL日本人クリスチャンの集い2周年を記念して」(1985年9月発行)。
編集後記
「私が編集長になりましょう」と言ったものの、何も解らぬ私には、単純な構成、編集しかできませんでした。また短い作業期間の為、日本からの帰国兄弟姉妹全員のメッセージを載せるまでに至らず、残念でしたが、今ここにやっと、KLJCFの歴史の一頁を記す事が出来ました。ここに至るまでには、神に仕える者としての皆様の、結束力があったればこそ、と信じております。この欄を借りて、投稿してくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。さらに実際に、資料集め・原稿整理等にご協力してくださった婦人会の皆様、及びその連絡調整役として動いてくれた私の妻にも、改めて感謝致します。大塚充夫(1985年9月)
○「KL日本人クリスチャンの集い7周年を記念して」(1991年5月発行)
編集後記
7周年記念誌の発行の話が出されてから編集に至るまで大幅に予定が遅れましたが、ここに無事皆様のご協力を得て小誌を発行できましたことを感謝致します。神様の祝福がどのページにも満ちあふれています。それぞれの地にあって皆様が神様と共に歩まれる事を祈りつつ…。感謝をもって、KLJCF一同。
○「クワラルンプール日本語キリスト者集会10周年を記念して」(1994年2月発行)
編集後記
ここにKLJCF10周年誌をお届できますことを大変うれしく思います。神様の御守りのうち、多くの方々に支えられつつなんとか完成した小誌です。原稿を読み、ワープロを打ちながら、編集委員はかえって恵みに満たされたのでした。そしてKLJCFの10年の歩みが神様の祝福の中にあったことを改めて知らされて作業でもありました。KLJCFがますます発展しますようにと祈ると共に、それぞれの地で祈り、励ましてくださっている皆様の上に恵みの豊かにありますようにとお祈り申し上げます。感謝を込めて。1994年2月、編集委員一同」
 2004年1月発行の記念誌には編集後記は記されてない。しかし、この記念誌に証しを記されている皆さんの中で、現在も所属されて歩まれ、KLJCFを担っておられる方のお証を読ませていただいている。皆さんはKLJCFとの出会いを喜ばれ、今も感謝と希望をもってマレーシアに生きているのである。そう言う皆さんの証しに励まされる思いである。このブログにも掲載させていただくことにしよう。
 今日は日曜日、午後4時から始まる礼拝に、午後3時に向かったのであるが、美香さんの車に乗るのにもずぶぬれになってしまうほどのスコールの中を出かけたのであった。