鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<42>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<42>
2013年4月23日「熱心な婦人会の集い」



 昨日も婦人会について触れたが、今日はその婦人会が開かれる日である。昨日記したのは、5月中旬から6月中旬の婦人会がお休みになることであった。皆さんが日本に帰国したり、またマレーシアから出国されるので、不在になる方が多くなるからである。毎年、この時期は出国される方が多いそうだ。しかし、その他の日は、いつも婦人会が熱心に開かれている。今日はラジ洋子さんのお宅で開かれたが、学びの集いであった。婦人会は学びの集い、祈りの集い、作業の集い、メッセージを聞く集い等、毎週内容を異にしているが、10名前後の皆さんがお集まりである。学びの集いについては、3月19日のブログで「最初の婦人会」と題して記しており、内容についてはそのときに報告しているが、再び報告しておこう。
婦人会学びの集いは、午前10時30分からの開会であり、本日も9名の皆さんが出席していた。毎週会員宅を会場にしている。礼拝の場は日曜日だけ借りているのであり、週日までは借りていないのである。まず、賛美のひとときがあったが、今回は聖歌が歌われた。聖歌はあまり知らないので、讃美歌であれば私が率先して最初の音出しをするのであるが、聖歌であったので遠慮する。今回で二回目であるが、「聖書を読む会」というグループが「イエスに会った人たち」という小冊子を発行しているので、その内容に沿って学びを進めている。前回は、イエス様に最初に会ったシメオンとアンナについての聖書を読み、それに対する質問、考え方等を問う形で進める。今回はバプテスマのヨハネについての聖書を読み、設問に従って皆さんは積極的に意見を述べておられた。最後に牧師がまとめを行い、閉会のお祈りをささげる。その後記念写真を撮影した。5月中旬からは出かける人が多く、婦人会が開かれなくなるからである。だから、今のうちに記念写真を写しておかないと、いつもの皆さんを写せなくなる。



4月23日に開かれたラジ洋子さん宅の婦人会。



婦人会の楽しいお食事。
「皆さんは食欲旺盛だから、早く取らないと」とお勧めをいただく。



毎週、婦人会の熱心な集いが開かれていることについては、その都度報告している。婦人会の祈りの集いについては、4月2日のブログに「祈りの集い」と題して記している。「祈りの集い」では牧師が奨励を行う、3月31日にイースター礼拝をささげたばかりであり、奨励は復活に関する聖書を示される。ヨハネによる福音書21章1節以下をお話し、「最初の朝餐」に至るお話は、皆さんは初めて聞くお話であり、感銘を覚えられたようである。「最初の朝餐」は鈴木伸治牧師のメッセージであり、「最後の晩餐」に対する生活の導きなのである。婦人会は牧師のメッセージ聞く会としても開かれている。これは前週開かれている。このことについても4月16日のブログで、「一品持ち寄りで」と題して報告している。それぞれ婦人会の内容を報告しているが、まだ一つの集いについては報告していない。それは婦人会作業の集いである。実は3月26日に坪井明子さんのお宅で開催されたが、連れ合いのスミさんは出席したが、私は出席しなかったのである。羊子が来ているときであり、ミッドバレーのショッピングセンターの見学と言うことで、池上美香さんが私と羊子を連れて行ってくれたのであった。そのとき、連れ合いのスミさんをラジ洋子さんが迎えに来てくださった。ラジ洋子さんは、スミさんもショッピングセンターに行ってみたいのではありませんかと言われたが、スミさんは作業の集いの方に魅力を持っていたのである。その婦人会作業の会は来週の火曜日、30日に坪井さんのお宅で開催されることになっている。婦人会の皆さんの作業の会なので、私は何も関係しないのであるが、出席して様子を知ることにしたいと思っている。なんでも経験しておかないと、ボランティア牧師のお務めにはならないと思うからである。
作業の会と言うことで、前任の大塚平安教会時代を思い出す。婦人会の皆さんが「お仕事会」として、月に一回であるが、教会に集っては手芸品等を作っていた。毎年、11月23日にバザーが開催されていたので、バザーに向けてのお仕事会なのである。バザーでの収益金は教会建築資金に献金するのである。従って、単に手芸品を作るお楽しみと言うより、新しい教会への祈りを持ちながら、お仕事会に集まっていたのである。