鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<14>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜)<14>
2013年3月26日「ショッピングセンターに行く」



 今日は火曜日、婦人会が開かれる日である。今回はお仕事会であり、連れ合いのスミさんが参加するので、私は見学がてら一緒に行くつもりでいた。しかし、羊子がいることでもあり、ここは別行動をとることにしたのである。実は24日のチャペルコンサートの後に有志の夕食会が開かれたとき、会場のドラゴン・ハットと言う中華レストランに案内してくれたのは池上美香さんであった。終わってからも我々三人を牧師館に車で送ってくださったのである。池上美香さんは羊子と同じくらいの年代でお話がはずむようである。そのお話がショッピングセンターに行くことに発展したのである。婦人会のお仕事会に行くことも大切であるが、クアラルンプールを知るためにもショッピングセンター行きを選んだのである。
 午前9時30分に教会員のラジ洋子さんが車で迎えに来てくださった。今日の婦人会の会場は坪井明子さんのお宅であるが、ラジ洋子さんがわざわざ寄ってくださったのである。その後、10時頃に池上美香さんが我々を迎えに来られた。ミッドバレー・メガホールと言われるショッピングセンターはクアラルンプール市街地のはずれにあるようだ。牧師館から車で10分くらいのところにある。このセンターにはイオン、ジャスコ等大手のスーパーが入っている。五階建てのビルである。駐車場もかなり広い。いろいろなお店を見て回り、羊子は衣料品関係を買い求めていたが、私と連れ合いのスミさんのために水着を買い求めていた。私はあまり泳ぎたいとは思わないが、いずれ水着があるので泳ぐかもしれない。どこの国も食料品関係は地下にあるもので、B1階に行く。おそらく連れ合いのスミさんとわざわざ日本へのお土産を買いには来ないであろうからと、今のうちにお土産のお菓子を買う。賞味期限も十分あるし、今のうちに購入しておいたのである。それからなんだか見たこともない魚を買う。フライパンで炒めて食べるとか。帰る前に喫茶店でお茶を飲む。私はストレートのコーヒーを飲んだが、これはバルセロナで飲んだコーヒーと同じようであった。すなわち濃いコーヒーが小さいカップに半分くらいしか入っていない。それを水かミルクで割って飲むのである。少し離れているテーブルでは日本人の営業マンと思われる人が話していた。



ミッドバレーにて。



いろいろな食材を買う。珍しい食材に驚きつつ。



ここが屋台村というところ。



 もはや午後1時を過ぎていた。スミさんが午後2時に帰るようにしているので、我々はその前に帰ることにしている。しかし、その前に昼食をとることにした。牧師館の近くに屋台村があることは既に記している。一度はそこで食べてみたいと思っていたので、美香さんに案内してもらう。先日、羊子と共に歩いたところが屋台村と思っていたが、そうではなく、その手前に大きなドームみたいな場がある。中にはたくさんのテーブルが並べられており、取り囲むように周りには屋台が出ている。いろいろな店が並んでいるのである。朝から夜まで営業しているという。だから朝食を食べる人もいると言う。中国風、インド風、マレー風等、いろいろな食べ物があった。チャーハンのようなご飯、水餃子のようなもの、焼うどんのようなもの等を注文する。できあがるとテーブルまで持ってきてくれる。そして、そのときに支払いをするのである。今まで三つの店に入ったが、それらの店に比べるとはるかに安いようである。決してまずいということではない。今度はぜひ連れ合いのスミさんを連れてこようと思う。牧師館に帰ったのは午後2時15分くらいであった。我々が遅くなるのでスミさんには2時30分過ぎに帰るように連絡しておいたので、2時40分頃に帰る。
 夕刻、例によって雷が鳴り響き、やがてスコールがやってくる。本当に毎日のように、夕刻になると雷とスコールの襲来になるのである。雷が鳴り始め、スコールが行き過ぎるのは1時間くらいである。午後7時前になって羊子は連れ合いのスミさんを誘ってプールに行く。プールで歩くだけでも運動になるからである。私は遠慮する。しかし、写真に収めるためにプールへ行くのであった。今日は数人の子供達が水泳を楽しんでいたし、家族連れも水遊びを楽しんでいた。飲み水は飲めないと言われているが、プールの水は澄んできれいなものである。