鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

常夏の国にて<3>

マレーシア・クアラルンプール滞在記(2013年3月13日〜6月4日)<3>
2013年3月15日「生活事情」




 持参した目覚まし時計は午前6時に設定してあったので、それで目覚めた。外はまだ暗い。日本にたいして1時間遅れであるから、日本では午前7時と言うことになる。日本のその時間は薄明るくなっている。こちらの午前7時頃でも暗いのである。しかし、その後はあっという間に明るくなるようである。その辺りの変化を研究する必要がある。
 起床すると共に冷蔵庫からペットボトルの水をとりだし、コップに注いで飲む。横浜の水は美味しいと思っている。だから毎日、起きては水道水から飲んでいた。こちらの水事情が悪いことは聞いていたが、それほどでもないことを知る。台所の水と洗濯水はフィルターを使っているので、生活用水として使用している。洗面は台所の水を使うが、シャワー、トイレ等はそのままの水を使用することになる。飲み水として使わなければ良いわけである。水は濁ったような色であるとは日本にいるときの印象であるが、そうでもない。なんとなく黄ばんだような色でもあり、濁っていることではない。とにかく飲み水は買わなければならないので、昨日の買い物の時には、早速5.5リットルの大きなボトルの水を買い求めたのであった。




牧師館のキッチン。


 今日は、午前中はパソコンに向かっていた。インターネットがつながり、メールが使えるようになったので、関係する皆さんにメールを送る。まず家族の皆である。それからクワラルンプール日本語キリスト者集会(以下、KLJCFと言う)の前任のボランティア牧師、山崎往夫先生に、お礼のメールを送る。前任者として牧師館に住み、その際、いろいろなことについてメモを残しておいてくれているのである。水道のフィルターの付け方まで記されている。このメモを見れば、大体の問題はクリアされるのである。ありがたいことである。メールを送ってからは、こちらの生活日誌を書く。そのうちブログで公開しようと思うが、もう少し整理する必要がある。お昼近くになってOutlook Expressを開くと、早くも山崎先生からの返信が入っていた。なんでも聞いてくださいとの激励をいただく。我が家の二番目の娘、星子からもメールが入っており、羽田空港に見送りに来てくれたのであるが、その写真を10枚ほど送ってくれている。ブログで使える写真である。
 今日も昼食は外食にする。連れ合いのスミさんと牧師館を出るとき、ゴミを捨てる。管理人の近藤さんからゴミの出し方について伺っている。1階に降りて、出口に向かって歩き、出口とは反対側の右側にゴミ捨ての大きな箱が置いてあった。そこに何でもかんでも一緒に捨てて良いというのである。生ゴミ、ペットボトル、缶や瓶、プラゴミ、とにかく何でも一緒に捨てられる。いちいち分別する必要はない。
 今日は昨日とは別の道を歩くことにした。こちらは車が通る道路があり、その両側は商店が並んでいる。その商店の前の道を歩くのであるが、中には商店の前の道がカフェーテラスのようになっていて歩きにくい。それらを避けながら歩くのであるが、それぞれの歩道が異なるのである。つまりAの商店の前の道の舗装とBの商店の前の道の舗装が異なるのである。店先の道の舗装はその商店が行っているのである。つまりその商店の土地と言うことになる。その為、統一性がないので、必ず段差がある。わずかな段差もあれば、階段状になってもいる。そのため、連れ合いのスミさんが、その段差で危なく転倒するところであった。転倒していたら、大変なことになっていた。それに対して車の道路と共に、歩行者の道もあった。でこぼこの道であり、危なくてしょうがないので、つい車道を歩いてしまう。その車道は気をつけないと車にはねられる危険がある。なにしろ歩行者優先ではなく、車優先の社会であるようだ。車が近づいてきたら、通り過ぎるまで待っていることである。歩道は何所もでこぼこと言うのではない。
 今日は洋食系の食事処に入る。スミさんはまたサンドウィッチであり、私はシーフードのボンゴレパスタをいただく。カプチーノも。それでRM33.50である。日本円で905円と言うことになる。やはり安いと思う。一般的には食材、飲食店は安いということである。



商店街


商店街