鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

「受難の門を見つめつつ」・バルセロナ滞在記<38>

「受難の門を見つめつつ」・バルセロナ滞在記(2012年9月10日〜11月6日) <38>
2012年10月19日「旅に関わること」



 今日は取り立てて日記に書くことはないので、旅に関わるいくつかのことを記しておく。まず、写真のことである。今回、スペインを訪れるにつきデジタルカメラを購入した。今まで使用していたカメラはかなり古いものであり、オリンパス製のものである。デジタルカメラが出始めた頃に買い求めたものであり、容量も多くは入らない。100枚も写せばいっぱいになってしまう。容量の多いカードを入れることもできないのである。電池もすぐになくなってしまう。だから常に写した写真をパソコンに移していた。電池も常に充電しなければならなかった。そのカメラで昨年スペインを訪れたのであるが、すぐにいっぱいになり、電池もなくなってしまうので、写真を写すのをやめてしまった。共に訪れた星子がもっぱら写してくれたからである。彼女は1千枚くらい写し、編集してCDに焼いてくれた。だからブログで公開するのにも大変便利であった。今回はキャノンのもので、カードも8GBを入れることができる。8GBであるので、L版で写せば1903枚、M版で写せば6638枚、S版で写せば40937枚も写せる。最初はL版で写していたが、S版で写せばさらに多く写せるのでS版に変える。しかし、S版は大きく引き伸ばすとき、粒子が粗くなり、きれいには印刷できないと羊子に言われ、再びL版に戻して写している。写した写真は毎日パソコンに移し、名前をつけては保存しているので、後で参照する場合、見たい写真をすぐに見ることができる。昨年、星子が編集してくれたようにしているのである。ブログで公開したい写真を探すのも便利であろう。今回、役にたたなかったのは保存用のメモリーだった。写した写真をメモリーに保存しようとしたが、容量が少ないので保存できなかった。パソコンを持参したことは賢明であった。



今回は往復のフライトはフィンランド航空であった。
昨年は全日空、ルフトハンザ、スイス航空といろいろなフライトであった。



 荷物のことも記しておこう。各飛行機会社は昨年4月1日より旅行かばんの重さ制限を23kgとしている。ところが、昨年、4月4日にバルセロナに向かったとき、変更されているのを知らず、今までと通り20kgで荷物を調整したのである。3kgすなわち三人で9kgの荷物を除いてしまったと言うことである。今回は変更が分かったので、23kgぎりぎりで旅行かばんに入れたのであった。手荷物についても、キャリーケースでは機内持ち込みはできないと思い、昨年は使わなかった。しかし、キャリーケースの説明書きを読むと機内持ち込みが可としている。昨年は重いバッグを提げて出かけたのであった。今回は楽であった。旅行かばんを厳重にすることはもちろんであるが、改めて感じる。鍵をかけてロックし、外側を帯で硬く縛っておいたが、かなり荒々しく取り扱われる。荷物を受け取るとき、荷物出口で待つわけであるが、荷物の放出口から出てくるとき、かなり荒々しく出てくるのである。中にはベルトがほどけているのもある。乗り継ぎをするので、二回も運搬があるのである。帯は一本ではなく二、三本でも良いと思った。機内持ち込みの荷物と共に、バックが許されているが、必要な書類関係を入れるバックであった。かなり大きなショルダーバックも許されているようである。



今回はキャリーケースを機内持ち込みが出来たので助かった。
乗り換えで移動するときは役に立つ。



お土産の「けん玉」の実演をする。
実演するもののうまくいかない。



 お土産は、差し上げる人によるが、日本の民族的なものが喜ばれる。今回は「けん玉」を持参して、お二人の人に差し上げたが、とても喜んでいた。スミさんは自分の手作りの手芸品を持参し、皆さんに差し上げている。羊子の家に来たので、乾物類等を持参したが、ブルドックソースはこちらにはないので、どなたにも喜んでいただけるようである。羊子の家で食事をした人が、ブルドックソースの味を喜んでいたのである。お土産には良いのかも知れない。こちらにもいろいろなソースがあり、それぞれ自分で作るソースもある。にんにくを入れるソースもあり、私は遠慮しなければならなかった。あまり好まないのである。こちらでは何かとにんにくを使う。焼いたパンににんにくをすり込み、さらにトマトをすり込み、オリーブオイルをかけて食べるのである。オリーブオイル、毎食、どんな料理にもかけている人がいる。体に良いのであろうし、食べやすいのであろう。食事の通りが良いので、たくさん食べることができるのかも知れない。だからお腹の大きい人が多いのであろう。