鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

巨大地震(6)( 慈善をやり遂げるようにと )

 
 東北関東大震災は未曽有の被害を与え、今、救済活動が展開されていますが、壊滅状態のライフライン、道路の復旧は時間がかかりそうです。それでも全国の皆さんが支援に立ちあがっています。日本基督教団も社会委員会が諸教会・伝道所に募金を呼び掛けています。以下の通りです。また、葬儀のお手伝いの呼びかけもあります。また、娘の羊子も訴えています。
○「東日本大震災緊急救援募金のお願い」
主の御名を讃美いたします。3月11日(金)14時46分頃、マグニチュード9.0を記録する巨大地震が東北地方沖で発生いたしました。地震とそれに伴う津波により、岩手・宮城・福島を中心に大きな被害が出ています。被害の全容は未だ明らかではありませんが、被災した教会のために、多くの資金が必要となる事は、まちがいありません。日本基督教団では地震直後から情報収集を始め、12日には救援対策委員会を設置、支援のための準備を整えはじめております。
けれども事は急を要します。教団社会委員会では、ただちに募金を開始いたします。祈りをもってご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。なお、本格的な募金は、常議員会が設置する委員会によって行われる予定です。
2011年3月14日、日本基督教団社会委員会委員長・釜土達雄
送金先加入者名:日本基督教団社会委員会
郵便振替:00150-2-593699。通信欄に「東日本大震災緊急救援募金」と明記。
問い合わせ先:日本基督教団社会委員会(電話03-3302-0544)
東日本大震災被災地にある主の兄弟姉妹へ
十字架と復活の主イエス・キリストのみ名によって、ご連絡申し上げます。私ども教派を超えた祈りの中に次のようなご協力ができるのではないかと導かれました。もし必要とお受けとめくだされば、ご遠慮なくご連絡ください。このたびの災害により召されたかたがたの葬儀のお手伝いです。所属教会の執り行われる事柄ではありますが、たくさんの方々を葬らなければなりません。また、祈りなく犠牲者が葬られることは遺されたものにとってつらく悲しいものがあります。召された方の信仰に立てば異なる宗旨によって葬られることに至っては耐え難いものがあります。特に定まったものはなくてもキリスト教でと願われる方もおられるかもしれません。私たちは想像するに、現地の牧師、司祭がたでは果たしきれないのではないでしょうか。ために教職としてお手伝いできることとして、申し出させていただきます。もしこのようなことで必要なら、このために協力しようとする教師が手分けして出向きます。もちろん謝儀のご心配はまったく要りません。また交通費等も自弁で参加いたします。
○鈴木羊子の活動。皆様へ。日本の大地震において、皆様のご家族、ご友人等ご無事でいらっしゃいますか。私の家族は神奈川県で、無事です。東北にいる知人とはいまだ連絡がつきません。 毎日ニュースを見るたび、心が引き裂かれる思いです。無力な自分を悲しく思います。何か少しでも力になれればと思い、コンサート主催者に協力をお願いしました。今のところ、あさって18日金曜日Plaça Reialで14時30分から15時頃に野外演奏をしますが、そのときに義援金を募ります。雨天の場合中止になるかもしれません。また、22日20時半には、サンタコロマ(Parroquia Sant Josep Oriol, C/Major 64 Santa Coloma de Gramenet)でスペイン音楽フラメンココンサートをしますが、その時にも義援金を募ります。ご友人にお知らせいただけたら幸いです。これらのコンサートは入場料無料です。義援金は主催者を通して赤十字に送ります。よろしくお願いいたします。羊子。
支援活動は各地で立ち上がっています。感謝しています。
<聖書の言葉>
私達はテトスに、この慈善の業をあなたがたの間で始めたからには、やり遂げるように勧めました。あなたがたは信仰、愛など豊かなのですから、この慈善でも豊かな者となりなさい。
(コリントの信徒への手紙<二>8章6節、7節)