鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

人間ドック( 罪人を招くために )

 
 今日は、かねがね予約していた特定健診の日です。昨年、3月でドレーパー記念幼稚園を退職しましたが、保険は私学共済でした。任意継続で2年間は加入できることになっており、継続としました。その私学共済から任意継続者の特定健診の案内があり、昨年は健診を受けてないので連れ合いのスミさんと共に受けることにしました。人間ドックの思いで、一日かかるのかなと思っていましたら、1時間もあればということでした。9時30分に受付し、一通り検査が終わったのは10時30分前でした。胃カメラでの検査もなく、心電図の検査もなく、尿検査・血液検査程度でした。循環器系や消化器系の検査が主体であったようです。身長は、若いころは72㎝あったのに69㎝に縮んでいました。昨日の日野原重明さんは8㎝も縮んだと述懐していました。私も年を取るに連れて、もっと縮むのでしょう。少し喜んだのはメタボではありませんでした。お腹周り85㎝はメタボで要注意となります。幼稚園にいる頃は毎年のこと、清水橋クリニックから出張検診をしてもらっていました。受診者は15、6名ですが出張してくれるのです。レントゲン車も一緒に来て撮影してくれます。心電図も計測してくれます。その時の検診でお腹周りは86㎝でメタボと宣告されていたのです。昨年9月をもって横浜本牧教会の代務者、早苗幼稚園園長を退任しました。10月からは無任所教師となり、時間のゆとりができて散歩するようになりました。今年になって万歩計のついた携帯電話をもつようになったので、毎日1万歩を目指していました。毎日は達成できませんが、目標としていますので、なるべく歩くことにしているのです。お腹周りが84cmに減ったことは、散歩の成果と言えるでしょう。普段の生活では、いかに運動不足であるかを示されるのでした。
 今回は人間ドックとまでは言えませんが、簡単な健診であっても、受けておけば安心といえるでしょう。もっとも結果は一週間後ということです。痛風の痛みが出て整形病院に行った時にも血液検査をしており、その結果が出ていますので、今日の健診にあたり提出するように言われていました。内科健診のお医者さんが、その検査結果を見ながら、尿酸値はそんなに高くないのに痛風でしたか、と聞かれました。また、中性脂肪値も高いのですが、朝食を食べて血液検査をしたのでしょうから、このくらいはあるでしょう言われるのです。今日は朝食抜きの検査ですから、低くなるでしょうと言ってもくれました。まだ、結果は出されていませんが、まあ大丈夫な体のようです。
 ドレーパー記念幼稚園時代、以前は教職員に保健所で健康診断を受けてもらっていました。しかし、保健所の方で健康診断をしなくなったのです。それで、近所の内科医院で健康診断をしてもらっていました。しかし、どうも割高であり、検討していましたら、出張健診の案内をいただいたのです。以後、その出張健診で受診するようになりました。保健所で健康診断をしている頃ですから、もう随分昔になりますが、人間ドックに入りました。一泊二日で申し込みました。小田急線の中央林間にある健診所でした。知り合いから紹介されたのです。看護婦さんは白衣ではなく着物を着ていました。事務員も着物であり、健診を受けにきたとも思えない状況でもありました。看護婦さんが着物を着ていると、受診する人がリラックスするからだということでしたが。そうかなあ。
 何事も検査が必要です。車にしても、生活上の機器にしても、時には検査をしては使用しています。壊れるまで使用してしまうこともあるのですが、それでは遅いというわけです。人間も壊れるまで使うのはよろしくないわけで、検査をしては修理しつつ持たせることであることは、重々分かっているのですが。今回、痛風における血液検査、特定健診の検査と二重の検査をしましたが、さて結果はいかに。修理の必要があればそうするでしょう。
<聖書の言葉>
医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。
ルカによる福音書5章31節、32節)