鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

教職研修会( 互いに励ましの声を )

 
 今日は日曜日、神様を礼拝する日です。六浦谷間の集会は、前週の16日はドレーパー記念幼稚園の教職員の皆さんが4名来てくださり、さらに追浜にお住まいの大塚平安教会員の高齢の方も出席してくださり、実に7名の皆さんがこのところで礼拝をささげました。教職員の皆さんからお礼状をいただき、久しぶりに鈴木牧師夫妻と礼拝をささげることができて感謝ですとのことでした。今日は、また二人だけの礼拝だなあと思っていました。そしたら追浜の方から電話があり、今日も出席されるということなのです。二人だけだから、いつもの通りにしていましたが、あわてて部屋の片づけをしたのでした。こうして今日は三人の礼拝でした。恵みの多い、感謝の礼拝をささげることができたのであります。それにしても追浜の方は、良い娘さんをおもちです。娘さん夫婦と暮らしているのですが、希望により大塚平安教会に出かけることもありました。しかし、大塚平安教会往復は大変です。一日がかりになってしまいます。この六浦谷間の集会に出席されるようになって、娘さんも喜んでおられるのです。10分もあれば母上をここにお連れできるからです。
 今日はかねてより案内のあった神奈川教区の教職研修会が夕刻から明日のお昼にかけて開かれます。教職研修会ですが、信徒の皆さんにも案内をしています。それは、講演は単に牧師ばかりではなく、信徒の皆さんにも聞いていただくことを目的としたのでした。葉山の湘南国際村にある社会経済生産性本部IPC生産性国際交流センターが会場になっています。信徒の皆さんにも呼びかけるようになりましたので、昨年は連れ合いのスミさんも参加しました。昨年は私も参加しましたが、翌日は教団の役員会があり、朝食後に帰ることになりました。今回は、何も予定がなく、再び夫婦で参加することにしたのでした。大塚平安教会からですと結構時間がかかりますが、六浦からですと30分で行かれる場所なのです。今回の講演は、「信徒のため息・牧師のなげき〜新約聖書におけるユーモアの世界」と題して塩谷直也氏(青山学院大学准教授)がお話されました。楽しく、学びの多いお話でありましたが、お話については割愛しておきます。久しぶりに牧師の皆さんとふれ合うことができ、良い時を持つことができました。
 以前は教職研修会ですから、牧師だけの参加でした。昔、私自身が研修委員長を担っていたことがありました。その頃は伊豆の伊東に出かけたり、湯河原に出かけたり、また箱根のアカデミーハウスを利用したりしていました。さらにその昔は、教職研修会は一泊ではなく、二泊や三泊で開催することがありました。それは研修と称していますが、牧師のリラックス日であったのです。集まった者が、そこでプログラムを作ります。いろいろと楽しい企画を設けては、ひとときの休息を与えられるのです。今は開催されていませんが、日本基督教団も以前は牧会者共同研修会という会合を開いていました。私も参加したことがありますが、五泊六日の長期研修会でした。京都での開催でした。これも決まったプログラムが無く、出席した者が企画するということでした。見学、訪問、発表等、楽しく関わることができました。こんなに長く教会と家から離れると、留守の心配もありますが、随分と気を抜くことができ、まさに休息となるのでした。京都でしたから、フリータイムには京都を散策することができました
近年は葉山の研修施設が使い良いので、ずっとこの会場にしているようです。研修施設であり、部屋はすべてシングルです。夫婦で参加しても別の部屋ですから、気が休まるというわけです。また、景色もよく相模湾東京湾を一望することができ、天気が良いので富士山も雪をかぶった姿で美しく見ることができました。本当に良い研修施設だと思います。
あまり出かけることがなくなった無任所教師は、久しぶりに現役の皆さんとふれ合うことができ、大いに若い牧師達を励ましたのでした。かつて私自身が老牧師から励まされたように。
<聖書の言葉>
彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。職人は金工を励まし、大鎚を振るう者は小鎚を使う者を励ます。
イザヤ書41章6節、7節)