鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

整理を重ねつつ( 休ませてあげようと主が )

   
 4月以来、毎週金曜日には綾瀬に赴いていました。大塚平安教会を退任しても、社会福祉法人綾瀬ホームとさがみ野ホームは後任の牧師が就任するまで、引き続き担うことになりました。今までは綾瀬ホームは木曜日、さがみ野ホームは金曜日の朝に礼拝をささげていました。しかし、横浜市金沢区六浦に転居しましたので、毎日礼拝に出かけるのは大変なので、両ホームの礼拝を金曜日に集中したのでした。自宅からですと、朝の時間帯は車が混雑しており、1時間30分も要するのです。大塚平安教会は10月から後任牧師が就任しましたので、ホームの礼拝も後任牧師に引き継いだのであります。
 従って、もうホームの礼拝がなくなりましたが、まだ職務が残っています。ドレーパー記念幼稚園の設置者である大塚平安学園理事長の職務であります。この職務も、いよいよ10月23日に開催される理事会で、私の退任を決め、後任牧師を理事として選び、理事長にも選任することになっているのです。そのため、本日8日の金曜日も綾瀬に赴くことになりました。理事会案内を作るためが本来の目的でしたが、この案内は自宅で作り発送しています。実は、市内にある「つぼみ保育園」が建て替えを行うので、起工式をしていただきたいとの要請があり、もはや大塚平安教会の牧師ではありませんが、建て替えをする保育園の理事長とは永年の知己であり、引き受けたのでした。建設会社の人が当日の打ち合わせに来ました。ドレーパー記念幼稚園の園長室で打合せをしたのです。起工式は10月22日に行われることになっています。
 この日は理事長としての職務がありました。静岡銀行大和支店に口座を持っているので、解約することです。この静岡銀行は、以前は「さがみ野支店」として大塚平安教会、ドレーパー記念幼稚園のすぐ近くにありました。そのため教会にしても幼稚園にしても、いろいろな口座を開設していました。ところが「さがみ野支店」は閉鎖され、大和市鶴間に「大和支店」を開設したのです。当初はそこまで通っていましたが、遠くなりましたので、近くの金曜機関を利用するようになりました。従って、静岡銀行口座振替関係は他の金融機関に移しましたので、今はほとんどお金の動きがなくなりました。そのため解約することになったのです。当座預金もあり、二つの口座を解約するのに、約1時間も要してしまいました。銀行員から「長い間、ご利用いただきありがとうございました」と言われた時、本当に長かったなあと思いました。
 1979年に大塚平安教会牧師、ドレーパー記念幼稚園園長に就任したころ、幼稚園の保育料引き落としが複雑なことになっていました。やはり、近くに横浜銀行さがみ野支店があり、静岡銀行と両方で保育料の引き落としをしていたのです。昨年度入園者は静岡銀行から、今年度入園者は横浜銀行という具合です。両銀行は、何とか一本化して、全面的に自分の銀行にしてもらいたいと要望していたのです。私が銀行に行くものなら、すぐさま支店長が出てきます。応接室に通されて、お茶の接待をいただきながら、全面的保育料の引き落としの要望を聞くのでした。しかし、その後、横浜銀行は少し離れた「さがみ野駅」付近に転居しました。これを機に、歩いても2、3分の静岡銀行に一本化したのであります。その静岡銀行も遠くに転居してしまい、もはや利用できなくなりました。解約することは、ちょうど私が理事長を退任いますので、歴史をぬぐい去るような思いで、解約に臨んだのであります。
 銀行から戻り、改めて園長室を眺めますと、まだまだ整理してない書類等が山積になっています。理事長退任まで、何回か来ては整理することにしています。今日は帰り際、笠倉昭子さん、シルバーさん家族を訪問し、しばし家族の皆さんとお話をしました。
なんだか知りませんが、今日は疲れが増していました。眠気をだましだまし、1時間運転して自宅に帰りました。
<聖書の言葉>
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11章28節)