鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

幼いときから聖書に…(聖書に親しむ会)

今日は幼稚園の聖書に親しむ会が開かれました。月に一回、水曜日に開いています。聖書のお話を希望するお母さん達が出席します。今日は2006年度最後の集いでした。この年度は旧約聖書の要所を読み、お話ししてきました。平均して6、7名の皆さんが出席しました。年度の終わりの時には「しおり」を作り、皆さんでサインしてそれぞれいただくことにしています。「しおり」の面には私が聖句を 書き、その裏に出席した皆さんがサインをするのです。私の手元には20枚くらいの「しおり」があります。時々、取り上げては出席された皆さんを思い出すのでした。今日が終わりなので、出席された皆さんがお花を贈ってくださいました。とてもうれしく、感謝しています。
聖書に親しむ会は前任の乙幡和雄園長時代から続けられていました。1979年9月に赴任したとき、当時の渡辺いづみ主任が出席簿を作ってくださり、出席者を書き込むようにしています。今でもその出席簿があり、懐かしく紐解いています。今日まで、どのような内容であったか、どのくらいの方が出席されたのか、記録に残しておきましょう。
 
1979年9月〜1980年3月、マタイによる福音書の要所を読みました。9回開催、平均10名の出席。月に二回も開催することがありました。
1980年度、ルカによる福音書の要所を読みました。17回開催、平均9名出席。
1981年度、マルコによる福音書の要所を読みました。15回開催、平均8名出席。
1982年度、ヨハネによる福音書の要所を読みました。9回開催、平均4名出席。
1983年度、読書会としました。「園長先生の家庭通信」(山田守著)、「性教育を考える」(婦人矯風会編)、「動物たちの愛の歌」(中川志郎著)、「マリアさん」(高橋信子著)、「子ども達をせめないで」等を読む。9回開催、平均7名出席。
1984年度、引き続き読書会としました。「スコットランドの小さな学校」(野村庄吾著、岩波新書)、「若い父親のための10」(JMドレッシャー著)、「子どものつぶやき」、「ふれあい教育のすすめ」(長洲一二著)等を読む。6回開催、平均6名出席。
1985年度、引き続き読書会。「平和の本」(バーナード・ベンソン著、YMCA出版)、「いま教育で欠けているもの」(谷昌恒著)、4回開催、平均4名出席。
1986年度、再び「聖書に親しむ会」とする。マタイによる福音書の要所を読む。6回開催、平均6名出席。
1987年度、マタイによる福音書の要所を読む。4回開催、平均4名出席。
1988年度〜1989年度は出席簿が不明。
1990年度、マタイによる福音書の要所を読む。7回開催、平均5名出席。
1991年度、ヨハネによる福音書の要所を読む。8回開催、平均5名出席。
1992年度、新約聖書の要所を読む。8回開催、平均4名出席。
1993年度、マルコによる福音書の要所を読む。9回開催、平均4名出席。
1994年度、ルカによる福音書の要所を読む。9回開催、平均5名。
1995年度、ヨハネによる福音書の要所を読む。10回開催、平均5名出席。
1996年度、マタイによる福音書の要所を読む。8回開催、平均7名出席。
1997年度、新約聖書の要所を読む。8回開催、平均6名出席。
1998年度、新約聖書の要所を読む。9回開催、平均5名出席。
1999年度、旧約聖書創世記の要所を読む。6回開催、平均11名出席。
2000年度、新約聖書の要所を読む。9回開催、平均10名出席。
2001年度、新約聖書の要所を読む。10回開催、平均11名出席。
2002年度、旧新約聖書の要所を読む。9回開催、平均9名出席。
2003年度、新約聖書の要所を読む。7回開催、平均6名出席。
2004年度、マタイによる福音書の要所を読む。9回開催、平均7名出席。
2005年度、新約聖書の要所を読む。7回開催、平均4名出席。
2006年度、旧約聖書の要所を読む。7回開催、平均6名出席。
 
毎年、皆さんと共に聖書に親しむことができ、とてもうれしく思います。聖書を読まれた皆さんも、きっと力となっていると思っています。
 
聖書の言葉
「自分が幼い日から聖書に親しんできたことを知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができるのです。」(テモテへの手紙<二>3章15節)