鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

記念碑を立てる…( 幼稚園の卒業記念品)

新年が始まったと思っているうちにも2月となり、年度末に向けて何かと忙しくなってきました。幼稚園でもいろいろと卒業の準備が進められています。その卒業生には卒業記念として「こどもさんびか」を贈呈しています。教会からは「聖書」を贈呈しています。聖書の扉には教会の牧師である私が、一人ひとりに励ましの言葉を書いています。毎年、卒業生から記念品を贈られています。今年は何を記念品としていただくか、しばらく検討していましたが、図書館横にあるミニハウスが危険になってきているので、新しくすることにし、卒業の記念品とすることになりました。このミニハウスは1985年度の卒業記念品であり、22年間子ども達から親しまれてきました。こんなに長く存在したのは、修繕があったからでもあります。木造なので、時が経てば腐食していきます。悪くなった部分を、教会の渡辺魁さんがいつも修繕してくれていたのです。子ども達は屋根まで上ってみたくなります。最初は屋根は板でした。上ると屋根は傾斜になっているので危険でもありました。その屋根が腐食してきたので渡辺さんが直してくれました。子ども達はどうしても屋根に上ってしまうので、それならと屋根に上りやすくしてくれました。一枚の板ではなく、角材を渡すことによって登りやすくしたのでした。こうして修繕しつつ20年以上も親しまれてきたのでした。
卒業する皆さんからの記念品は幼稚園にとっても、子ども達にとっても喜びとするところです。今までの卒業記念品を見ておきましょう。
1980年度、シーソー
1981年度、大型積み木
1982年度、トランポリン
1983年度、書架(この年に図書館が建設されました)
1984年度、式典用緞帳・図書
1985年度、ミニハウス
1986年度、アスレチック(2003年まで使用しました)
1987年度、人形芝居舞台
1988年度、テント
1989年度、ファクシミリ
1990年度、ガーデンポット
1991年度、幻灯機・プレーヤー・オーブン電子レンジ
1992年度、室内鉄棒・跳び箱用踏み板
1993年度、平均台、白ボード
1994年度、組み立て式プール
1995年度、屋外用大時計
1996年度、ままごとセット・聖書ビデオセット
1997年度、大型テント・鉛筆削り、各教室図鑑
1998年度、各教室お弁当温め器
1999年度、ミニアスレチック(三角丸太小屋)
2000年度、音楽リズム用品一式
2001年度、体操用具(マット、跳び箱踏み切り板)
2002年度、園児安全及び防犯設備
2003年度、アスレチック遊具(1986年のものを新しく)
2004年度、トランポリン
2005年度、ビデオカメラ・デジタルカメラ
2006年度、ミニハウス
聖書の言葉
ヤコブは次の朝早く起きて、枕にしていた石を取り、それを記念碑として立て、先端に油を注いで、その場所をべテル(神の家)と名付けた。」(創世記28章18節)