鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

語る言葉を主に委ね…(集会渡り)

幼稚園の誕生会が午前10時から開かれました。2月生まれのお友達、8名をお祝いします。誕生会にはその月生まれの保護者の皆さんにもお出でいただき、共にお祝いいたします。まず、礼拝をもって誕生会が始まります。礼拝の中で、園長が聖書のお話をし、その後一人ひとりに祝福のお祈りをいたします。子ども達は今までお友達の祝福を見ているので、自分の番になって、上手に祝福を受けます。お誕生月のお友達の頭に手を置いて、「○○○○さんに神様のお恵みと祝福がたくさんありますように。アーメン」とお祈りします。
礼拝が終わると誕生月の子ども達に自己紹介をしてもらいます。自己紹介といっても自分の名前と何歳になったかを言ってもらうのです。年長、年中のお友達は大きな声で言いますが、年少のお友達はいえないこともあります。後ろに保護者の皆さんが座っているので、後ろを向いて握手を促すのです。今日まで大事に育ててくれた感謝であります。続いてお友達からのプレゼントです。これは幼稚園で用意したものですが、お友達からお誕生のお友達に渡してもらうのです。最近は「スプーン」にしています。以前は置物とか絵本でしたが、スプーンにしました。スプーンは「すくう」道具ですが、キリスト教では「救い」が大切なことであり、「すくう」を重ねているのです。毎年同じものですから、年少から入園していれば3本になります。子どもの教会でもクリスマスプレゼントに使っているので、スプーンが増えるでしょう。お友達からプレゼントを渡された後は、今度はお母さんたちからのプレゼントです。歌を歌っていただいています。昔からの童謡を中心としています。最近のお母さんは、昔の童謡を知らない方もありますが、どこかで聴いたことがあるので、歌えるのです。
そして、いよいよケーキの登場です。お誕生月のお友達の一人ひとりの前にバースデイケーキがおかれます。お母さんがローソクに火をつけます。そこで、皆で「ハッピーバースデイ」の歌を歌いお祝いします。そして、それぞれローソクの火を吹き消すのでした。その後はお母さんたちの働きの場になります。お母さんたちはケーキを切って各クラスに運ぶのです。その間、子ども達はお楽しみ会を喜んでいます。そして、クラスに行き、クラスの中でお誕生のお友達がいれば、改めてお祝いするのです。分けられたケーキはほんの一口ですが、おいしくいただきます。
午前10時から始まった幼稚園の誕生会ですが、10時30分からは教会の婦人会の「聖書を読む集い」が開かれました。お母さんたちがケーキを配るために、ホールから下へ降りるのに合わせて教会に小走りで移るのです。毎月第一水曜日に婦人会が開いています。幼稚園の誕生会と日程が重なるときがあり、忙しい思いをいたします。この集いではイザヤ書を読んでいますが、今日はイザヤ書の49章と50章を読みました。2800年前の聖書を読むときにも神様のお心が示されてきます。今日は10名の皆さんが集いました。聖書を読み、昔の出来事ですが、現代的に捕らえなおして懇談するのです。学びと交わりが深められるときであります。
婦人会の集いはお昼には終わりました。今日は午後2時から雇用保険関係の研修会が開かれましたので、昼食を済ませてからすぐに会場のオークラフロンティアホテル海老名に行きました。午後4時には終わりました。
今日は水曜日、夜7時30分から水曜集会が開かれました。聖書研究・祈祷会です。いつも6、7名の皆さんが出席します。今日は旧約聖書エゼキエル書4章と5章を読み、その後は牧師の解説と奨励があり、出席者が心を合わせてお祈りをささげました。祈祷会は9時前には終わり、皆さんはお帰りになります。終わってから幼稚園の戸締りに行きましたら、まだ先生たちが仕事をしているではありませんか。もう、9時にも近くなっています。早く帰るように促しました。今、帰るところですというのでした。
今日も一日、祝福された一日でした。神様のお導きを感謝いたします。
聖書の言葉
「言うべきことは、聖霊がそのときに教えてくださる。」(ルカによる福音書12章12節)