鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

思い悩むな…(忙中閑詩 13 )

牧師の年末有志の集いを伊豆の河津で開き、午後3時頃には帰宅しました。今晩は教会では年末感謝祈祷会を開きました。2006年の教会の主な歩みを振り返り、神様の導きと祝福を感謝しました。一年の歩みをここに記そうと思いましたが、かなりの量ですので割愛しました。
従って、今日は昔の牧会詩を記すことにしました。

「主の祝福」

主の祝福を見ましたか
高い山のみね赤い花
浜辺に黄色く咲く花も
木の根のかげにひっそりと
隠れて咲く花もろもろの
主のわざ祝福満ちたわざ

主の祝福を見ましたか
空にはばたく小鳥たち
森に遊ぶけものたちも
海のもなかをすいすいと
大きく小さくさかなたち
主のわざ祝福満ちたわざ

主の祝福を見ましたか
悔いてしずむ人の子ら
主のみことばに泣く人も
望みなく力なく、ただ
そこにおるだけそれだけで
主のわざ祝福満ちたわざ

主の祝福を見ましたか
いつかよわいは高くなり
手に力なく歩くに遅く
もはや働きなにもなく
生きて仰ぐのみ天の国
主のわざ祝福満ちたわざ
(1981年5月3日 大塚平安教会週報)


聖書の言葉
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは鳥よりも価値あるものではないか。」(マタイによる福音書6章25節〜)