鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

主はそのみ腕を振るい…( グループホームのクリスマス)

今日は土曜日、午後1時30分から綾瀬ホーム・グループホームのクリスマスの集いが開かれました。綾瀬ホームのクリスマスは14日に行われました。最近は綾瀬ホームもさがみ野ホームもクリスマス礼拝だけにしております。以前はクリスマス礼拝が終わると、午後からはクリスマスのお楽しみを開催していました。劇をしたり、合唱をしたり、利用者の皆さんがいろいろと準備をして祝会を開いたのです。昔は、綾瀬ホームは教会のすぐ近くにありましたので、午後からの祝会には利用者の皆さんを励ます意味でも出かけて参観しました。しかし、最近は両ホームとも高齢者が多くなり、職員の皆さんも準備するのが大変になったようです。それでクリスマス礼拝のみとしました。それでもクリスマスの飾りつけの中で、いつもの礼拝とは異なるとの思いがあり、礼拝をささげています。昨年から大塚平安教会の聖歌隊が礼拝で歌い、また礼拝後も数曲クリスマスの歌を歌いますので、利用者の皆さんもクリスマス礼拝へと導かれるのです。
綾瀬ホームには三つのグループホームがあります。ハイムひまわりは8名、小町ハイツには4名、夢ハイツには4名の皆さんが生活しています。今までは綾瀬ホームで共にクリスマスをお祝いしていましたが、グループホームに移ったのでホームではお祝いできなくなりました。それでグループホームのクリスマスの集いをすることになったのです。もっともいくつかの変遷がありますが、それらは割愛しておきます。グループホームの皆さんはハイムひまわりに集まりました。利用者16名、職員等関係者6〜7名が集まりました。礼拝をささげ、終わりにローソクに火をつけ、明かりを消して「きよしこの夜」の讃美歌を歌いました。厳かなひと時です。
礼拝が終わると祝会です。ケーキやお菓子をいただきながらお祝いしました。このとき三つのグループホームの皆さんが、一年間ためたリーストコインを教会にささげてくれました。ずしりと重い袋を渡され、本当に感謝です。毎年ささげてくれています。教会は将来の建築のためにリーストコイン箱をつくり皆さんでささげているのです。この箱も沖縄に行かれた渡辺魁さんが作ってくれたものです。どのくらい入っているか見えるようになっており、もう半分くらいになっています。満杯になるのが楽しみです。教会にはいろいろな人が出入りしていますが、皆さんは財布を出しては小銭を入れてくれるのでした。毎年、グループホームの皆さんが入れてくれるので、多くなっていることは確かです。本当に感謝です。
今年もグループホームの皆さんと共にクリスマスの集いを開くことができ、感謝しています。また一年間支えられ、守られて共にクリスマスのお祝いができることを願っています。

聖書の言葉
「主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低いものを高く上げ、飢えた人を良いもので満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。」(ルカによる福音書1章51〜53節)