鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

長老を尊び…(子ども達の老人とのふれあい )

今日は金曜日なので、まずさがみ野ホームの礼拝がありました。さがみ野ホームの礼拝は、当初は午前8時30分からでしたが、利用者の皆さんが高齢化することにより、9時の始まりとなりました。さらに職員との合同礼拝になったので、9時15分の始まりとなりました。今までは利用者が8時30分、職員が9時でありましたので、9時30分には帰ることができました。しかし、9時15分ですとそれだけ帰りが遅くなります。実は、今日は幼稚園の合同礼拝の日であります。そして、その後、ページェントの総練習をすることになっているので、幼稚園の合同礼拝を10時から始めることにしていました。さがみ野ホームは9時40分に引き上げ、幼稚園まで15~20分ですので、ぎりぎりに間に合いました。
幼稚園ではアドベント第三週の礼拝をささげました。三本のローソクの火を見つめながらイエス様が示される神様のお心をいただきました。礼拝が終わるとクリスマスで演じるページェント「最初のクリスマス」の総練習です。子どもたちは衣装をつけて、それぞれの役割になりきって、一生懸命に演じていました。90%良くできたと思います。
総練習が終わると、近くにある老人ホームを年長の子ども達が訪問しました。幼稚園から歩いて5分の近さです。この老人ホームは3〜4年前にできました。ご近所ということで、開所式には列席してお祝いを述べました。そのとき、近くにあるので子ども達が訪問させていただくことをお話していました。とは言うもののなかなか機会がなく、昨年の今頃、年長の子ども達が訪問したことが始まりとなりました。今年も訪問し、クリスマスの歌をプレゼントしたのでした。そして、子ども達が作ったカードを贈りました。お年寄りの皆さんからは「もういくつ寝るとお正月」の歌をお返しとしてくれました。子ども達も良く知っている歌なので一緒に歌ったのでした。幼稚園の子ども達も高齢者の皆さんとふれあうことができ、大変良かったと思います。
知り合いの牧師は保育園を運営していますが、隣に高齢者のデイサービス施設を造りました。デイサービスに出かけてくる高齢者の皆さんは、隣で元気に走り回っている子ども達の姿や歓声に励まされていると言います。そして、子ども達もいつも高齢者の姿を見つめており、時にはふれあいの時もあるので、良い保育ができていると言っています。今は核家族で高齢者と共に住む家族が少なくなっていますが、幼児と高齢者の共に過ごすことは、それぞれに良い効果が出てくると思います。せっかく近くに老人ホームがあるので、ふれあいを多くしたいと思っています。

聖書の言葉
「白髪の人の前では起立し、長老を尊び、あなたの神を畏れなさい。わたしは主である。」
レビ記19章32節)