鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

高ぶる者は低くされ…(忙中閑詩 10 )

12月11日は日本基督教団の選考委員会でした。去る10月24〜26日、日本基督教団の総会が開催されました。三役が再選されて35総会期が始まりました。始まるにあたり諸委員会の委員の選任をします。その委員会が開かれたのです。そして、12日〜13日は新しく選ばれた常議員会です。従って、11日から13日までの三日間は西早稲田の教団の会議室におりました。このブログは後で書いているものです。昨日は長内敬一先生について記すことができましたが、12日については特段のことがなく、例によって昔の牧会詩を記しておきましょう。

「降りる」

豊かな生活上にある
信じて高く積み上げて
バベルの塔に立つ人は
言葉が通じず散らされた

シナイの山で戒めが
渡され下るモーセの声
神の戒め下にある
戒め守って生きなさい

降りてきなさいなぜそこに
主の声下から聞こえます
ただ上にのみ生活が
あると思ったザアカイに

人に仕えてへりくだる
主は教えて自らが
弟子の足もとひざまずき
洗って拭いて示された

降りてこられたキリストは
人の何倍降りられて
人の誰より下にいて
人に仕えて下にいる

降りて下ってへりくだり
主はまことを示された

(1981年3月29日 大塚平安教会週報)


聖書の言葉
「あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」(マタイによる福音書23章11-12節)