鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

良いものみな神から来る(幼稚園の収穫感謝祭 )

幼稚園では、今日は収穫感謝祭です。子ども達が持参したりんごやみかん等を前に飾り、感謝礼拝をささげました。「神様、実りの季節を与え、たくさんの果物やお野菜を与えてくださりありがとうございます」とお祈りしたのでした。礼拝が終わると、全体のお楽しみがあり、その後は会食をいたします。この会食にあたり、年長の星組の皆さんが豚汁を作りました。6月の創立記念日会食はカレーライスを作り、秋の収穫感謝祭には豚汁を作ります。年長組の皆さんは会食の準備をするに当たり、買い物に出かけます。近くのスーパーマーケットにいきます。500円玉二つを入れた財布が預けられます。3、4人がグループとなり、自分に課せられた買い物をするのです。ジャガイモ、たまねぎ、にんじん、白菜、大根等を見つけては歓声を上げ、レジにもっていき支払をするのです。6月に経験しているので、随分と買い物が上手になりました。材料を買出し、それからは仕込みの準備です。ジャガイモやにんじん等は先生達が皮をむいておきます。皮むきはちょっと危険であるようです。子ども達はそれぞれの大きさに切ることがお仕事になります。そばで見ていると心配ですが、二回目ともなると、手つきよろしく、上手に切るのでした。こうして年長さんが作った豚汁を、収穫感謝祭にはみんなでいただくのです。花組、ひよこ組のお友達は、年長組さんに感謝を述べますが、花組、ひよこの皆さんもおいしいものを作ってくれています。それはお芋堀に出かけ、お芋を取ってきましたが、そのお芋をスイートポテトにするのが花組さんとひよこ組さんなのでした。もう既に先週いただいております。いずれも収穫の感謝を分け合ったのでした。
子ども達が持ってきた果物は綾瀬ホームとさがみ野ホームにもっていき、利用者の皆さんに食べていただくのです。ホームの皆さんはとても喜んでくださいます。秋は収穫の喜びを分け合うことができ本当に感謝です。讃美歌386番は次のように歌っています。
1. 人は畑を よく耕し、
よい種蒔いて、実りを待つ。
陽を輝かせ、雨を降らせ、
ただ、神だけが 育てられる。
(くりかえし)
良いものみな 神から来る。
その深い愛を ほめたたえよう。
2. 冬の寒さも 春の風も
秋のひざしも 夏の露も、
花も木の実も 神の恵み。
日毎の糧は そのたまもの。
3. 人ははたらき 汗をながし、
しずかな夕べ  眠りにつく。
恵みの神は 昼も夜も、
み守りあたえ ささえられる。
4. 信じて生きる このしあわせ。
ゆたかな実り 与えられて、
まごころをこめ 主に感謝し、
み前に祈る この喜び。

聖書の言葉
「神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます。あなたがそのように地を備え、畝を潤し、土をならし、豊かな雨を注いで柔らかにし、芽生えたものを祝福してくださるからです。」
詩編65編10-11節)