鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

どんなことでもします、と言いつつ(次代の教会・幼稚園)

教会と幼稚園のすぐ近くにあるエネオスのガソリンスタンドが新装開店ということで、三日間のオープンセールがありました。それが日曜日に終わり、今日の月曜日、お礼の挨拶に来ました。実はその三日間、幼稚園の駐車場を使わせてあげたのです。オープンセールのスタッフの駐車場がないので依頼され、幼稚園は休みに入っているので承諾したのでした。セール中に景品として配布したティッシュボックスや清涼水等をお礼としてもって来ました。私の不在のときに持ってきたので、事務員が受け取りました。「お礼として、ガソリンは一年間無料にします、なんて言わなかった?」と聞きますと、「そういうことは言いませんでした」とのことでした。車のガソリンではなく、人間のガソリンをいただいたのですから、感謝しています。
新装したスタンドは今はやりの「セルフ」方式に変えたようです。実はこのスタンドは、すぐ近くにありながら取引をしていませんでした。昔、今のセブンイレブンがあるところに森町石油というスタンドがありました。そこで取引をしていました。そのスタンドが撤退してから、今のスタンドができました。森町石油が撤退するとき、同じ系列である加藤石油を紹介したので、最近までそのスタンドを利用していました。しかし、加藤石油はさがみ野中央病院の前にあり、燃料を入れるためにわざわざそちらまで行くのは大変でもありました。幼稚園の近くにできたスタンドと取引をしようとしましたら、当時の店長がマイクロバスはスタンドに入らないから、というので取引をしなかったのです。その後、人が変わり、マイクロバスは切り返しすれば入れるというので、つい最近から利用するようになったのでした。それに今はマイクロバスを廃止にし、大きなワゴン車に切り替えましたので、苦労しないでも近くのスタンドが利用できるようになったのでした。
この新装のスタンド辺りは、実は道路より高台になっていました。スタンドの両隣に家がありますが、その高さにあったのです。土を削り、道路と同じ面にしてスタンドを開店させたのです。スタンドができる前、そこは空き地でもあり、結構広い草地でした。私は毎朝、犬のチェリーを連れて散歩し、その草地で休息していました。下の道路を車が行き来しています。高台でもあり、結構遠くまで景色が見られました。いつまでも遠くを見つめている飼い主に対して、チェリーもまた腰を落として歩き出すのを待っているのでした。チェリーといえば、野良犬として生存していた場所付近も宅地開発が始まっています。この界隈、今まではボツボツ開発されてきましたが、最近はあちらこちらで開発されています。かしわ台駅の南側には大きなマンション建設が二ヶ所で行われています。数年後には随分と変化するのではないでしょうか。以前、新聞で「相鉄線二俣川駅から新幹線の新横浜、そして東横線に続ける計画」が発表されていました。「随分と便利になるね。新幹線に乗るのに便利だね」と連れ合いに言いましたら、「先のことであり、その頃は現役を引退しているでしょ」と言います、生存も分かりません。  
時代に即した開発が行なわれている時、教会や幼稚園の新しい建物を検討しているところです。しかし、かなり前から新会堂・新園舎構想を持ちつつも進められないでいるのです。教会と幼稚園の敷地内には県の道路計画路線が敷かれています。計画路線内では鉄筋コンクリート造りはできません。三階以上の建物もできません。計画が実施されれば転居しなければならないのです。いつ、実施されるのか不明なのです。計画路線が敷かれてから45年も経ており、「もう実施されない」とか「敷かれた以上は必ず実施される」とか「もう住宅が密集するほど建てられているので、路線を変更するだろう」等と憶測かが飛び交っています。2年前に県は道路計画を見直すと発表しました。調査し、各市町村の首長との協議を進めるということであり、もうそろそろ結果が出される頃なのです。
時の社会で教会・幼稚園が人々の希望となる建物を建設したいと願っています。
聖書の言葉
「福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。」(コリントの信徒への手紙<一>9章23節)