鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<457>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日〜)<457>
2018年2月1日「幼子と共に過ごしつつ」



聖書の言葉
子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。
新約聖書・マルコによる福音書10章14節)



今年は南岸低気圧なるものが関東地方にも停滞し、去る1月22日には大雪となった。この地域でも10センチは積もっている。翌日の23日は幼稚園には行かない日なので、朝から雪かきで汗を流す。久しぶりと言える。前回、雪かきをしたのは2014年である。そのときはかなり積り、雪かきは近所の人たちと共にしたものである。今年はそれ程でもないが、雪かきをしておかないと、特に駐車場の雪は除いておかなければならないのである。幸い、23日は良く晴れたのでも、雪解けも早かった。翌日には車で幼稚園に行くことができた。南岸低気圧がまたやってきたようで、2月2日はまた降雪との予報でもある。1月22日は雪であったので、幼稚園には電車とバスで行ったのである。車の運転は危険でもあるからだ。今回も朝から雪ならば電車とバスで行くことにしている。
1月22日に降雪であったものの、その後は寒いながらも晴天が続く。1月26日は幼稚園では凧揚げ大会を行う。凧は既製のものに自分で絵を描く。簡単なつくりなので、これで上がるのかなと懸念する。早苗幼稚園は狭い園庭であり、歩いて30分くらいの本牧山頂公園で凧揚げを行うのである。都会の中にある本牧山頂公園は、オアシスと思える場所でもある。かなり広範囲に公園となっており、散歩に来ている人が多い。この日も晴天であり、風もそこそこ吹いているので、凧揚げには絶好の日よりであった。最初は、子供たちは凧を少しだけ上げては喜んでいたが、風に乗せてかなり高くまで上げている。こんな凧で上がるのかな、なんて思っていたのを訂正しなければならない。簡単なつくりであるが、立派な凧なのである。前任のドレーパー記念幼稚園時代には凧揚げはしなかった。凧を上げるには、それほどの園庭は広くない。また、公園に行っての凧揚げも考えられなかった。小さな凧を作って、園庭で走りながらあげていた程度である。だから、今回の凧揚げは、まさに凧揚げ大会の感じであった。
前任の幼稚園では、凧揚げはないもののお正月遊びが盛んであった。羽根突き、独楽回し、大かるた取り等で楽しんでいる。独楽回しでは、大独楽の回し方の実演をしたものであるが、何回か失敗もしている。幼稚園で子供たちと共に遊ぶ時、このような機会があることを喜んでいるのである。幼稚園の園長という職務を、今でも担うことの喜びでもある。この職務も今年の3月には終わることになっている。横浜本牧教会は早苗幼稚園を運営しているが、教会の牧師が幼稚園の園長を担うことになっている。前任の牧師・園長は2016年9月に都合で退任している。10月からは小林牧師が教会の代務者となった。ところが小林先生は他にも大切な職務があり、幼稚園まで担えないというので、その園長は私が担うことになったのである。2010年4月から9月まで横浜本牧教会代務者、幼稚園園長を担った経験があるからである。だから二人体制で担ってきたが、いよいよ4月から牧師が就任することになったので、3月までの職務となったのである。1年半、幼稚園の子供たちと過ごせたことを喜びも、感謝している。
バルセロナに在住する娘の羊子は、子供の義也君の写真をいつも送ってくれている。今は自分で立ち上がれるようになっており、間もなく歩き始めるであろう。写真の義也君はサークルの中にいるが、玩具がいっぱい置かれている。今はいろいろな,めずらしい玩具があるが、もう少し大きくなったら日本のお正月遊びを教えてあげたい、なんて思っているのであるが。



凧揚げ大会。



本牧山頂公園にて。



いろいろな玩具に興味を示し。



いろいろと興味を示しながら。