鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

隠退牧師の徒然記<480>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<480>
2019年4月29日「GWで喜ぶのは」

聖書の言葉
「六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。」
旧約聖書出エジプト記20章11節)

今年もゴールデンウィークなる日が巡ってきた。特に今年は10連休ということで、喜びが大きいようである。以前は、それは若い頃であるが、家族旅行をしたり、登山をしたり、大いに楽しんだものである。しかし、それも2000年頃までであり、それ以降はお休みが続いても、お楽しみのお出かけが遠のく。その頃は60歳代であり、いろいろな役職を担うようになっていたのである。1998年から2001年までは神奈川教区総会議長を務める。2002年から2010年までは日本基督教団の総会書記を担うことになる。それらの役職を担うことにより、GW中でも職務を担うことになるのである。教区議長時代は、各教会の牧師就任式とか献堂式に赴く。教団書記時代は各教区総会に問安使として出席しなければならなかった。日本基督教団には17の教区があり、毎年のことながらGW中に教区総会が開催されるのである。その教区総会には日本基督教団の四役が問安使として出席することになっている。そのため日本基督教団の総会議長、副議長、書記、総幹事が分担して出席するのである。私も書記として、8年間で北海教区、奥羽教区、東北教区、関東教区、西東京教区、東海教区、中部教区、大阪教区、兵庫教区、四国教区、西中国教区、東中国教区、九州教区等を問安したのである。北海道から九州まで日本列島を駆け回った思いである。だから日本各地の観光が楽しめたはずなのであるが、1、2泊の教区総会が終わると、観光どころかとんぼ返りで帰って来る。本業の教会や幼稚園の職務につかなければならないからである。それでも、まったく観光をしなかったわけではない。東中国教区の問安の務めが終わったとき、出雲大社を見学することができた。一度は訪ねてみたいところであったからだ。
隠退牧師になり、職務的には何の責任もなく、ゆっくりと各地の観光地を訪ねたいと思っているが、年齢的にも腰が重くなっている。ましてGW中は混雑の盛りであり、そういう場所には出かけたくないのである。今は伊勢原幼稚園の園長を担っているが、家から幼稚園まで電車を利用して2時間を要している。電車を利用しているのであるが、人の多さに驚いているのである。横浜駅では満員電車からあふれ出てくる人々、乗り換えのために構内を歩く人々の多さに、驚くやら心労も出てくる。世の中の人々は混雑を乗り越えて職務に励んでいることを示されるのであった。
今は散歩の楽しみで十分である。この界隈も観光名所が存在しているので、歩く楽しみがある。鎌倉まで歩いたこともある。2時間も歩けば結構楽しめる観光スポットがある。鎌倉、野島、金沢文庫、稱名寺、八景島、そして鷹取山から神武寺へと歩いては楽しんでいる。普段は1時間程度であるが、混雑がない散歩が何よりの楽しみなのである。若い頃は丹沢山塊を登っては楽しんでいたが、今は登山への思いはない。さて、このお休みをどのように過ごそうか。庭の雑草取りも予定には入れている。

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散歩で野島公園でひと休み。

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野島の室の木公園。桜の時期は楽しい集いが開かれている。

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鷹取山から神武寺へのハイキングコース。一時帰国中の羊子の連れ合いと。

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ハイキングコースであるが鎖場の難所もある。羊子と共に。

 

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